艦船模型製作代行のご依頼をいただき、タミヤの1/350戦艦「大和」を製作中です。
今回は、シールドなし25mm三連装機銃の製作記の後半として、銃身周りのディテールアップをご紹介します。
銃身のディテールアップにはポントスモデルのスーパーディテールセットを使用
写真左側は、キットパーツの銃身部分で、右側は(銃身パーツの切り替えに備えて)先端のみを切り取り、ヤスリをあてた状態です。
銃身のディテールアップには、ポントスモデルのスーパーディテールセットを使用します。
エッチングの取り付けから開始
まずはエッチングの取り付けです。これは、銃身基部に貼るパーツで、真鍮挽物銃身の取り付け穴を開けるための治具も兼ねています。
エッチングの貼り付け工程の様子。このエッチングはタミヤパーツとのマッチングも良好です。
機銃身の取り付け穴は、エッチングに開けられたガイドに従い、0.4径mmのドリルで加工しました。
銃身も、ポントスモデルパーツによる仕上げです。非常に細かいパーツですが、銃口の穴あけ加工はもちろん、先端の消炎器や基部の放熱板などもシャープに再現されています。
真鍮挽物パーツは事前に脱脂
真鍮挽物パーツには加工時に油分が付着しているので、事前に一晩ほどラッカーシンナーに漬け込み、脱脂を済ませておきました。
ディテールアップを進めていきます
ガイド穴に従って瞬間接着剤で取り付け――、
レインボーモデルの銃座に仮付けした様子。
銃座と同様に、銃身も28基、計84本のディテールアップを行いました。
次回も引き続き、対空兵装の製作の様子をご紹介します。