艦船模型製作代行のご依頼をいただき、タミヤの1/350戦艦「大和」を製作中です。
今回は、対空兵装の仕上げの記事の最終回です。
最終時「大和」の単装機銃がディテールを引き締める
これは25mm単装機銃で、ファインモールドのナノドレッド機銃の銃身をポントスモデルの真鍮挽物パーツに切り替え、更には環型照準器と射手の肩当て、橇式銃座のエッチングを取り付けた様子です。
最終時の「大和」の単装機銃の搭載数は少なめですが、小さいながらも繊細な仕上がりが全体的なディテールを引き締めてくれます。
13mm連装機銃
こちらは、艦橋に取り付ける13mm連装機銃です。
これもファインモールド機銃の銃身を、ポントスモデルの真鍮挽物パーツに切り替えました。
12.7cm連装高角砲
続いては12.7cm連装高角砲。
塗装前には少しわかりづらかった細部のディテールも、濃淡3色のグレーによるモジュレーション塗装で引き立ちました。
ベテランモデルの高角砲は、砲単品で飾っておきたくなるくらいのクオリティです。
そんなスーパーディテール高角砲も6基の量産が無事に完了しました。
仰角は少し高めに設定し、対空兵装らしいイメージを演出しています。
シールドなし高角砲も、他兵装と同様のモジュレーション塗装で、モールドの陰影を強調した仕上げとしました。
塗り分けと最終的な仕上げが完了した、各対空兵装の全景。
取り付けはまだかなり先になりますので、いったんこの状態で保管しておきます。