艦船模型製作代行のご依頼をいただき、ピットロードの1/700戦艦「大和」【就役時】を製作中です。

今回は船体のディテールアップ工程をご紹介します。まずは前回工程で切削したモールドをディテールアップパーツに置き換えました。写真の緑の丸で囲った部分がアドラーズネストの真鍮挽物製のボラード、そして赤で囲った部分がナノドレッドシリーズのフェアリーダーです。

続いては舷外電路をディテールアップします。キットには、最初から電路のモールドが繊細に施されていますが――、

今回はお客さまよりファインモールドのエッチングパーツへの切り替えをご用命いただきましたので、モールドを削って置き換えました。

舷外電路を、ファインモールドのAM05に置き換えた様子。電路のエッチングは、接着前に裏側を400番程度のサンドペーパーで荒らしておくと、接着強度が高まります。

船体舷側の中央付近から艦尾にかけてのクローズアップ。艦尾周りのフェアリーダーやボラード類も、全てアドラーズネストとナノドレッドのパーツに切り替えました。

また、主錨と副錨にもファインモールドのナノ・ドレッドシリーズのパーツを使用しました。菊花紋章も同パーツに置き換えるため、この時点でモールドを削り落としています。

続いてはダビットの取り付けです。今回はナノ・ドレッドのカッターを使用するようにご要望をいただいておりますので、第一副砲塔両舷のダビットを起こした状態に設定しています。(メーカーサンプルと同じ配置)

船体のディテールアップの最後は、航空作業甲板両舷の張り出し下部の支柱です。ここはピットロードの純正エッチングパーツが非常に充実しているため、それらをフルで使用しました。

これが支柱の完成状態。内部の通路やラッタルなども含め、片舷あたり25パーツ、両舷計50パーツを組みました。

航空作業甲板の裏側のモールドをエッチングに置き換え、更に三角補強板を追加して支柱のディテールアップは完了です。これらのパーツは嵌合が少々タイトですが、ディテールアップ効果が非常に高く、船体とのフィッティングも完璧で素晴らしい精度を見せてくれます。

これで船体のディテールアップも完了したので、次回からはいよいよ船体の塗装とこれまで組み上げて来た構造物&武装類の組み立てに移ります。製作記はあと2~3回程度で終了の予定ですので、ぜひ最後までご覧ください。
(次回はモデルファクトリーハイギヤードの新製品紹介とCHERRY&ANCHORへの入荷情報をお伝えします)