艦船模型製作代行のご依頼をいただき、ピットロードの1/700戦艦「大和」【就役時】を製作中です。

今回は船体の塗装と木甲板貼り付けの様子をなどをご紹介します。これは塗装前の航空作業甲板で、主要構造物と武装類と同様に、下地は黒立ち上げとしました。

船体塗装は、Mr.カラーの32「軍艦色2」と29「艦底色」の組み合わせです。錨鎖甲板などの亜鉛メッキ塗装の指定箇所は「艦船模型スペシャルNo.71」作例の製作時に自家調色したオリジナル塗色を使用しました。

続いては木製甲板の貼り付けです。今回はピットロードのディテールアップセットに付属の物を使用しました。

木製甲板貼り付け後の様子。裏側の糊だけでは経年や寒暖差による収縮で剥がれが生じやすいので、接着剤で固定しました。

こちらは艦首の錨鎖のパーツで、バンカースタジオの3Dプリントパーツです。非常に細い鎖ですが、輪の中央にスタッドが設けられたアンカーチェーン特有の形状が繊細に表現されています。

アンカーチェーン取り付け後の錨鎖甲板。ボラードも全てアドラーズネストの真鍮挽物パーツに切り替えました。

航空作業甲板も塗り分けを完了し、リノリウム歩行帯はキット付属のデカールで仕上げました。貼り付けの際には飛行機運搬軌条を跨ぐ部分をカットしています。

これまでの工程で仕上げた中央構造物を固定すると、徐々に完成イメージが見えてきました。

ピットロードの就役時の戦艦「大和」製作は通算3回目になりますが、使用パーツのチョイスや細部の表現などにお客さまのお好みを反映した結果、いずれも異なる魅力を発揮していて興味深いです。次回は製作記の最終回となりますので、ぜひ最後までご覧ください。