本日は、来月12月21日に奈良で開催された展示会のレポートをご紹介します。
奈良県社会福祉総合センターにて開催

開催場所は、私が所属する模型サークル「奈良模型愛好会」の例会でお借りしている「奈良県社会福祉総合センター」の6F大ホールでした。イベントでは奈良県内で活動されている様々なクラブが参加され、折り紙や編み物、ロボット教室などのモノづくりから、古文書や短歌などのクラブの展示もあり、幅広い内容となりました。
当日の会場の様子

イベントは、普段は音楽や演劇が催されるステージのある大きな会場で開催されました。奈良模型愛好会は会場の中央にL字状の卓を並べ、オールジャンルでの展示をおこないました。
奈良模型愛好会の作品展示の様子

奈良模型愛好会の作品の一部をご紹介します。まずは、当工房モデルファクトリーハイギヤード所属の飛行機モデラーでもある、インパルス氏による空自機の作品群です。インパルス氏はJMC受賞モデラーとして実力、人気も抜群で、今回も多くのファンの方々が遠征して見に来られていました。

続いては、帝国模型技廠氏によるA-10とB-52。アメリカ機ならではの強靭さが伝わってくる機体フォルムと巨大なエンジンを複数抱えた重量感が、大きな存在感を演出していました。

AFVは戦車や装甲車も豊富でしたが(東風氏による)88mm砲のような砲単体や(鳥羽莉氏による)列車砲などが揃い、巨大な砲熕兵器のメカニズムをじっくりと楽しむ機会にもなりました。

カー&バイクモデルは、うっかり写真を撮り忘れていたのですが、市販車から競技車両(プロトタイプ、GT、ラリー)まで幅広く揃いました。注目を集めていたのは、歴代フェアレディZを並べた展示で、その型式も甲乙つけがたい魅力を放っていました。(Ken、Joker、ヤーピン、Xネブラ氏製作)

船舶では、今回は3mm接続穴氏の新作、1/700砕氷船「しらせ」が人気を集めていました。海上自衛隊のパンフレットや御朱印、「宇宙よりも遠い場所」の公式グッズや「ふじ」の乗船証など、テーマ性を持たせた展示が素晴らしいです。

私の展示品は、今回は1/350艦船模型に加えて、久しぶりに港湾ジオラマを充実させました。これは横須賀の「記念艦三笠」のジオラマで、現地を訪れたことがある方には、特にご好評をいただきました。

艦船模型の他には、1/200旅客機模型を出展。これは奈良模型愛好会の秋展直前に完成した、ハセガワ1/200「ボーイング777-300ER」で、旅客機キットはこれからも年2作くらいのペースでの完成を目指そうと思います。

「奈良模型愛好会」は来年で20周年。私は結成2年目に5人目の会員として入会し、今年で19年目となりました。地元で良き仲間に恵まれ、模型の楽しみを共有できる日々に改めて感謝です!

来年も引き続き「奈良模型愛好会」が参加するイベントに4~5回程度、参加する予定です。春展と秋展、静岡ホビーショー以外にも、参加イベントが増える見込みですので、また詳細が決まり次第、当ブログで告知します。いつも足を運んで作品をご覧いただいている皆さま、本当にありがとうございます。


