1/24「ロータス101・ジャッド」の製作中でしたが、事情により無期限延期にとなりました関係で(時間調整として)本日からは、広島県の江田島市にある「海上自衛隊 第一術科学校」の見学記をご紹介します。

今回の旅は、いつも艦船模型製作代行でお世話になっている常連のお客さまと誘い合わせ、新神戸からの旅程でご一緒しました。待ち合わせは午前7時半前でしたので、私は朝5時半発の近鉄京都線で「大和西大寺」に向かい、奈良線に乗り換えて「大阪難波」、更に地下鉄御堂筋線経由で「新大阪」に到着しました。ここから新幹線「さくら」で「新神戸」を目指します。

ものの15分程度で「新神戸」に到着。まだ朝早いこともあって、ホームはまだまだ人がまばらです。合流後に再び「のぞみ」に乗車し、1時間10分ほどで広島駅に到着しました。

ここからは、市電で広島駅から宇品港に移動します。駅の改装工事で新幹線から市電への乗り換えはスムーズになりましたが、宇品港行きの市電は直行ルートと遠回りになるルートの2種が存在するので、間違わないように要注意です。

これは「広島港」停留所に停車していたレトロな車両。京都市電から転籍した車両で「あらしやま」の愛称が掲げられていました。

停留所の真正面は宇品港で、今回、江田島まで利用する「瀬戸内海汽船」の乗り場があります、

こちらが、今回乗船する「シースピカ」。排水量90トンほどの双胴船(カタマラン型)で、22ノットで運航する高速クルーザーです。

桟橋の隣には、同じく瀬戸内海汽船の「シーパセオ」も停泊していました。実はこの「シーパセオ」、故障中だったようで、前日のネットニュースでも船舶ファンの間で話題になってました。

一方、「シースピカ」の船内は、このような感じで座席が並び、前方には操舵室からの映像がリアルタイムに表示されています。また、広島サミットのさいに要人が乗り込んだ席には、案内が表示されてました。

デッキの様子。操舵室の両サイドからは船首側の景色も楽しめます。向かい風だと立っているのも難しいくらいの風圧で、空母や駆逐艦の甲板上での風圧は、どれほどのものだったのだろう? と想像が膨らみます。

船尾側のデッキには椅子が用意されていますが、エンジンの振動が凄まじく、ヘヴィメタルのライブでブラストビートを腹に食らっているような楽しい体験ができました(笑)

製作スケジュールの変更で、本日からのブログ記事は、急遽、呉旅行の様子をお伝えすることになりました。次回は江田島での様子をご紹介しますので、ぜひご覧ください。


