艦船模型製作代行のご依頼をいただき、タミヤの1/350戦艦「大和」を製作中です。本日は艦載機製作の後編です。

今回からは前後2回に分けて、シールド無しの25mm三連装機銃の製作記をご紹介します。今回の製作では、初めてエデュアルドの3Dプリントパーツを使用します。大和の最終時の場合、必要数は2セットですが、予備も含めて計3セットを用意しました。

3Dプリントパーツは、破損を防ぐために透明のプラケースに収められています(ケースはロットによって異なるようです)パーツはケースの底面に両面テープで固定されているので、取り出す際には慎重さが求められます。

入数は1セットにつき、計18個です。照準器には2種類があり、これは簡易式の環式照準器を搭載したタイプ。(1セットにつき計9基)

一方、こちらはLPR(光学式)照準器を搭載したタイプです(こちらも1セットにつき計9基)。最終時の大和への搭載数には諸説ありますが、ここでは捷号作戦後に追加されたものを環式と仮定して、環式×11、LPR×17に設定しました。

パーツの切り出し方法ですが、まずはスダレ状のフレームをニッパーで切り取り――

サポートの切り取りに移ります。その際、外側からニッパーで切っていくと、照準器のフレームの外側を折ってしまう可能性が高いので、環座のラインに超音波カッターを当て(全てのサポートを)台座に対して並行に刈り取りました。

刈り取りが終わったら、環座底面を軽くサンディングし、周りのサポートを3Dプリントパーツのサポート用ニッパーで切り取ります。パーツの保持には、デカール用のピンセットを使用すれば破損のリスクが減るのでオススメです。

サポートからの切り出しを終えた、環式照準器装備の25mm三連装機銃。映画などのセットでは、大抵、このタイプの照準器が装備されています。

こちらはLPR照準器搭載の25mm三連装機銃。こちらはこちらで、比較的すっきりした印象で洗練された魅力があります。

エデュアルドというメーカーは、キットもパーツも使用難度には割と幅があるのですが、なにより品質が安定しているありがたさがあります。この25mm三連装機銃も、非常に高い精度で個体差も少ないので、安定供給を望みたいです。
(環式照準器 装備タイプの機銃のみ、サポートが射手席と癒着しているので、切り離しの際には破損に要注意です)


