艦船模型製作代行のご依頼をいただき、1/350航空母艦「赤城」の製作を開始しました。今月から来月に欠けましては、この「赤城」製作記をメインにお届けして参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

今回はキットと主要パーツをご紹介します。キットはもちろん、いつものようにハセガワの1/350を使用。最近、真珠湾攻撃時の品名の商品がリリースされましたが、今回の製作では従来版を使用しています。(ミッドウェー海戦時にて製作)

ディテールアップに使用するエッチングパーツは、これまではハセガワのエッチングセットを4種使用していましたが、同社の「ディテールアップパーツ スーパー」が入手困難になってしまったため、今回はシップヤードワークスのパーツセットをご用意しました。

このパーツセットは、エッチングパーツ(11枚)、3Dプリンター製パーツ(202点)、真鍮砲身を含む金属パーツ(20点)、錨用チェーン 、木製甲板 (3枚)、塗装マスクシール(4枚)などが含まれた豪華セットとなっています。

シップヤードワークスのセットに付属している、3Dプリントパーツ。機銃や弾薬箱、単装砲のキャンパスや観測機器類など、充実の内容です。

3Dプリントパーツは、他にバンカースタジオの艦橋セットも導入しました。バンカースタジオの艦橋パーツと言えば、先日、1/700の高雄用を使用しましたが、この1/350の赤城用も防空指揮所がパーツ分割されるなど、内部塗装にも配慮したパーツ構成となっています。

そして、赤城の外観上の見せ場のひとつでもある煙突も、バンカースタジオパーツで揃えました。表面のジャッキステーも魅力ですが、3Dプリント製煙突ならではの内部表現も見所です。

艦載機は、いつものようにハセガワの「空母艦載機セット」を使用しました。今回の艦載機編成はミッドウェー海戦時の零戦×9機、艦爆×18機の計27機となりますので、このセットを5箱を用意しております。

最後に、作品をケース台座に固定するための飾り脚ですが、アドラーズネストの真鍮飾り脚のシリーズから、現在では入手困難になってしまった「Lサイズ」を使用します。台座はホワイトオークの無垢板にて製作しますので、それらの工程ものちほどご紹介します。

この度は、1/350大型艦のフルディテール製作依頼に心より感謝申し上げます。当工房の製作ご依頼作品の中でも特に人気の高い1/350航空母艦「赤城」のフルディテール版ですが、お客様と事前にご相談を重ねた結果、従来の作品よりさらに一段階ディテールアップを進めた仕上がりとなる見込みです。
今年は「赤城」の当たり年なのか? このほかにも、1/350フルディテール版と1/700版を1隻ずつご依頼いただいておりますので、(次回以降のご依頼のお客さまにも)密度の高い製作記をお楽しみいただければ幸いです。これからも、信頼いただける作品作りに全力で取り組んでまいります!


