製作代行の方は、タミヤ「1/35 RCタンク 陸上自衛隊 10式戦車」につづいてポントスモデル1/700戦艦「大和」の製作に移るタイミングですが、掲載順の関係で、本日はプライベート作品のカーモデルの完成写真をご紹介します。

フジミ1/24「A’PEX D1 アルテッツァ」、右側面からの見下ろしアングル。キットは、フジミの1/24「トヨタ アルテッツァ RS200」のバリエーションとして発売されたもので、D1グランプリに今村陽一選手のドライブで参戦していた、アペックスのワークスマシンを再現しています。

左リアからのローアングル。D1車両のキットではあるものの、基本的には純正&TRDのプラ製エアロパーツに専用デカールをセットしたのみの簡易仕様ですので、今回はレプリカ車両のイメージで仕上げました。

左フロントからの見下ろしアングル。ホイールはノーマルのままでメッキを剥がし、黒に塗り替えました。その他、細部の色差し&塗色変更として、シートとブレーキキャリパーを赤塗装にしたほか、ヘッド&テールライトをブラックアウト(メイクアップ)仕様に改め、アイラインを塗装で追加しています。

右サイドからの全景。右側のロゴが左右反転していますが、これは実車どおりのマーキングです。サスペンションは後年発売の「サスダウンシリーズ」のアルテッツァに付属している「SDパーツ」に変更し、チューニングカー然とした車高に調整しました。

フロント周り。アイラインは独特の形状でしたので、丸カット済みのマスキングシートと細切りテープを合わせて描き込みました。デカールは相当劣化していたので、天日に当てて黄ばみを取り、リキッドデカールフィルムを塗布してバラけ防止の処置をしています。

リアビュー。ナンバープレート用のデカールは用意されていなかったので、手元に余っていた1/24「G-Spice アルテッツァ」付属のデカールを流用しました。

ドリ車だけあってウインドウのデカールが多いため、窓パーツにも全面的にクリアーを処理しました。明るいボディカラーも相まって、ノーマルエアロを感じさせない華やかな仕上がりです。

「SARD アルテッツァ」に引き続き、モデラーの方に提供いただいたキットを無事に完成させることができ、たいへん満足しております。旧ブログから数えて、これで16代目のフジミ「アルテッツァ」の完成となりましたが、まだ積んであるキットが3箱(うち、ひと箱は劣化デカールの再生を外注中)ありますので、来年あたりを目途に取り掛かれればと思います。製作記を最後までご覧いただき、ありがとうございました。