2023年12月現在、業務の方は「艦船模型スペシャルNo91」の作例製作に集中しているため、ストック記事のカーモデル製作記をご紹介しております。
慎重に進めつつも、楽しんで製作してきたフジミ1/24「フェラーリ F40LM」ですが、残す作業はあとわずかです。これは、ライト形状に合わせてライトカバーを調整している様子で、ボディ側と同様に「タレ目」から「ツリ目」への修正を行いました。
ライトカバーにはイエローのラインが入る点が特徴ですので、これは塗装で再現しました。牽引フックはキットに付属しているエッチングパーツで、ワイパーは（キットには付属していないので）フジミの1/24「レクサス IS200」（アルテッツァの左ハンドル）から移植しました。
リアには、自作パーツをいくつか取り付けました。リアデフューザーはプラ板を組み合わせたもので、黒いバンパーガードは2mmのプラ角棒を現物合わせで切り貼りしました。
デフューザーの形状が分かりやすいように、白背景で撮影したリアビュー。バックフォグはキットでは省略されていたので、ノーマルF40用のポジションランプを切り詰めて流用しています。アンテナは、ホビーデザインのアルミ挽物パーツを使用しました。
これで、ようやく1/24「アルディクスレーシング フェラーリF40LM Lemans1995」の完成となりました。プレゼンテーションモデル的なキットをベースにしていることに加え、実車と異なる部分も多いことから「足りない部品や気になる点」も色々とあるのですが、まずまずの完成度に満足しています。
アルディクスレーシングを率いた「ミシェル・フェルテ」は、1983年のフランスF3選手権のシリーズ・チャンピオンで、ル・マンでも2位表彰台を獲得した実力派。1995年のル・マンは、兄のアラン・フェルテ（1980年フランスF3チャンピオン）も「SARD MC8R」で出場しました。次回はいよいよ完成写真です。
