「74式戦車」最後の参加となる、今津駐屯地記念行事
2023年9月3日(日)、滋賀県高島市に所在する「陸上自衛隊 今津駐屯地」にて「今津駐屯地 創立71周年記念行事」が開催されました。
この記念行事は、長年にわたって機甲科の主力として活躍してきた「74式戦車」が参加する、今津駐屯地最後の記念行事として大きな注目を集め、観閲行進や訓練展示、試乗などの各イベントも盛大に行われました。
防衛モニター活動の一環として、予行を見学
記念行事の本番は9月3日(日)でしたが、私は妻が 自衛隊奈良地方協力本部 の防衛モニター活動をしているご縁で、前日予行にご招待をいただきました。集合場所は、奈良市の近鉄大和西大寺駅の南口で、自衛隊が用意してくれたマイクロバスで移動となります。
バス車内の様子。引率しているのが自衛官という点を除けば、雰囲気自体は民間のツアーと変わりません。(あとから分かったことですが、バスの運転手は74式戦車の乗員をされていた方でした)
片道2時間ほど走り、今津駐屯地に到着。これは、琵琶湖をバックに展示されている歴代の装備品で、61式戦車(中央)と並んで74式戦車(右側)も配置されています。ここで、今回のイベント参加者の記念撮影も行われました。
↓当日の奈良地本公式X(旧Twitter)の投稿です↓
装備品試乗の優先チケットを入手
防衛モニター(同伴者)として、74式戦車またはWAPC(96式装輪装甲車)の試乗券をいただきました。「どちらか1台のみ」ということでしたので、ここはもちろん戦車を選択します。
グラウンド奥の観覧席に案内されましたので、ここから観閲行進や訓練展示などのイベントを見学します。記念行事の開始は10:20からで、既にグラウンドには多く隊員さんたちが集結していました。
国旗入場と部隊の紹介があり、司令や来賓のご挨拶(←予行なので大幅に短縮)のあとは、いよいよ観閲行進の開始です。入場口には、注目の74式戦車が最初に控えていました。
新設された「第3偵察戦闘大隊」をはじめとして、各車両群の観閲行進が始まりました。
記念行事のメインイベントのひとつである、観閲行進がいよいよ開始されます。次回は、参加車両群をご紹介します。