ポントスモデル1/700戦艦「大和」製作記の途中ですが、本日は自衛隊への納品がございまして、公開の許可をいただきましたので、取り急ぎブログ記事にてご紹介します。
(大和製作記の度々の中断、申し訳ございません。明日は必ず再開します)
奈良地本の所在地は「奈良第2地方合同庁舎」

「自衛隊奈良地方協力本部」、通称「奈良地本」は奈良第2地方合同庁舎に所在します。駐屯地や基地などとは異なり、建物の外観は完全に会館または事務所然としていますが――、

駐車場に高機動車が停められているのを見ると、ここが確かに自衛隊の施設であることを実感させられます。私は妻が奈良地本の防衛モニターと、陸上自衛隊中部方面隊のオピニオンリーダーを歴任している関係で、過去にも幾度かこの施設を訪れたことがあります。
1/35 RCタンク「10式戦車」の納品と操作説明

担当者と合流を果たしたところで、さっそく会議室で操作説明や電池交換、運搬の方法などについて説明させていただきました。このRCタンクは広報イベントに使用される予定で、コースの設定やタイムアタックなどの楽しい企画を色々と考えておられるとのことでした。

会議室では海自の担当者から、短いインタビューを動画で収録していただきました。私もできれば施設内に置かれた作品を撮影したいとお願いしたところ、陸自の担当者が奈良地本のマスコット「そらしかくん」「うみしかくん」のパネルを出してくださったので、一緒に記念撮影です。

地本からは、戦車の持ち運び用に専用のキャリーケースもご依頼いただきました。関西ではお馴染みのホームセンターのプライベートブランドのコンテナケースをベースに――、

内部に発泡スチロールとスポンジゴムの仕切りを作り、プロポや充電器、乾電池なども収納可能としました。
この特注(?)キャリーケースの詳細は、YouTubeの私の公式チャンネルでも紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
電池交換と運搬方法の動画解説
地本の関係者やイベント参加者にご覧頂けるように製作した、電池交換とキャリーケースの解説動画。1/35 RCタンクのメカニズムも紹介してりますので、ぜひご覧ください。
(チャンネル登録と高評価もよろしくお願いします!)
自衛隊施設ならではの充実した展示品

その他、せっかくの機会ですので施設内に展示されている品々を撮影させていただきました。これは、ソリッドモデルの「F-15J イーグル」

正面玄関には、写真などの展示や各種パンフレットの他に――、

模型作品も数多く展示されてます。右下に見える大型モデルは、ナオ@紙模型静岡工場さん作の1/144護衛艦「くまの」です。

こちらは、私が以前にお貸ししました、タミヤ1/35「陸上自衛隊 74式戦車」。今津駐屯地にかつて所在した第三戦車大隊のマーキングにて製作したところ、奈良地本の職員の方が以前乗車しておられた車番と一致していたことに驚く一幕もありました。
また、今回ご案内いただいた陸自の担当者の方が、非常に熱心がモータースポーツファンの方で、しかも好きなジャンルや年代がほぼ一致していたりと、楽しい語らいのお時間をいただきました。
今回、納品したRCタンクが、地本のイベントで活躍することを楽しみにしております。

自衛隊奈良地方協力本部とは、これまでにも作品の貸し出しなどで交流がございましたが、今回は正式な製作ご依頼をいただき、お仕事として受注させていただきました。
また、近いうちに再び別の模型ネタで自衛隊とコラボさせていただくことが(ほぼ)決まり、ありがたいご縁に感謝しております。それらの詳細も、追ってブログやSNSでお伝えしますので、ぜひご注目ください。