艦船模型製作代行のご依頼をいただき、1/350航空母艦「赤城」を製作中です。

今回は、零戦の塗装から仕上げまでを順を追ってご紹介します。まずは下地&プライマー処理として、下地処理と透け止めを最初におこないました。

続いて、機体色としてMr,カラー35「明灰白色」を重ねます。この塗色は意外と隠ぺい力が高く、黒サフの上からでも綺麗に発色してくれます。

機体裏側の車輪&尾輪などは、エナメル塗料の筆塗りで処理しました。

続いて、風防内部にもエナメルブラックを差して奥行き感を演出します。ペトロールで薄めに溶いた塗料を流し込む要領で、乾燥後に(溶剤を含ませた)筆で枠の塗料を落として仕上げていきます。

デカールを貼り付けて、胴体の塗装とマーキングは概ね完了です。風防内部の黒塗装も、単体で見ると少し浮いていましたが、デカールを貼ることで良好なバランスに仕上がりました。

なお、デカールはそのままだと密着が弱いので「蒸し綿棒」で圧着させました。水に浸した綿棒を半田ごてで加熱し、スチーム効果で密着させる方法ですが、胴体の赤帯や警戒線の余白はなかなか密着しなかったので、マークソフターも併用しています。

写真では少しわかりづらいですが、アンテナ線も貼っています。使用したのは、モデルカステンのメタルリギング0.1号です。(右側の機体が一番、分かりやすいかも?)

機体を艶消しクリアーでコートし、最後にプロペラ&スピナーを取り付けました。プロペラは、ハセガワの赤城用エッチングパーツのものを使用し、塗装は表側にガイアノーツのEXシルバーを使用、赤い警戒線は筆で描き込みました。

完成した1/350零式艦上戦闘機21型。ハセガワらしい整ったフォルムと薄い主翼&尾翼が非常に魅力的です。

別角度。エッチングの風防もバランスよく仕上がり、非常に良い佇まいを見せてくれました。飛行甲板に並べる日が楽しみです。

エッチングの風防は、ただ取り付けるだけでは内部が浅く見えてしまいますので、内部に黒を差しておくのがオススメです。このやり方は、1/700の艦上機や1/350の水上機ではこれまでも良くやっていたのですが、1/350の艦上機でも有効ということが良くわかりました。次回は九九式艦上爆撃機の製作の様子をご紹介します。


