「艦船模型スペシャル No55」掲載作例
2015年2月15日発売のモデルアート社出版「艦船模型スペシャル No55」掲載作例、1/700航空巡洋艦「最上」の紹介です。
55号の特集は「西村艦隊 スリガオ海峡海戦」ということで、レイテ沖海戦において戦艦「山城」、「扶桑」に続く三番艦としてスリガオ海峡への突入を敢行した航空巡洋艦「最上」の作例製作を担当させていただきました。
艦船模型スペシャルNo53での航空戦艦「伊勢」に引き続き、「船首側に砲塔&船尾側に飛行甲板」という面白い艦船を担当させていただきました。こういう船は装備品の種類が多い分、工数も増えてしまいがちですが、その分完成した時の充実感は大きいです。
後部の飛行甲板は海魂のエッチングセットを使用し、搭載機もキットに付属のものをベースにディティールアップを施しました。
ディテールアップ工程の詳細記事を紹介
完成後はあまり見えなくなってしまいましたが、甲板裏側にトラスを組み込む様子なども誌面上にてご紹介しております。
他にも多数のディテールアップパーツを導入し、精密感重視の作例としておりますので、ご興味のございます方はぜひご覧くださいませ。
「最上」にはご縁があるのか? 2023年現在で模型誌作例を3回担当しました。この時代は、まだタミヤの最上に合うスーパーディテールセットは発売されていなかったので、フジミ用を無理付けしていますが、なかなか悪くないバランスに仕上がったのではないか? と思います。