「艦船模型スペシャル No66」掲載作例
2017年11月15日発売のモデルアート社出版「艦船模型スペシャル No66」掲載作例、1/500一等巡洋艦「吾妻(あずま)」の紹介です。
今号の特集は「大鯨と日本の潜水母艦」と「伊58と米巡洋艦インディアナポリス」の2大特集ということで、両特集のさわりとなる解説記事を2件(P2~3の潜水母艦の成り立ちと、日本海軍に所属した13隻の履歴を纏めた概要記事および、P40~41の伊58vsインディアナポリスにまつわるドキュメンタリーを)書かせていただくと共に、ニューキットセレクションとして、シールズモデルズ(フォーサイト)の1/500一等巡洋艦「吾妻」を担当いたしました。
以前に発売された、『艦船模型スペシャルNo64』掲載の1/500一等巡洋艦「八雲」では、汎用パーツを使用したディテールアップ製作について紹介しましたが、今回は(レジンキットのビギナーの方にも参考にしていただけるように)素組みの工程を詳細に解説しております。
1/500レジンキットならではの工程を紹介
この「吾妻」は素組み作例ということで、レジンキット特有の下処理や塗装&マスキング手順などを順を追って詳しく解説しました。
フォーサイトの1/500キットは真鍮線による自作指定も多いことから、金属線を組む時のコツや注意点などについても記載しております。
余談ですが、フォーサイトさんが1/500シリーズを手掛ける前、実は当工房「モデルファクトリーハイギヤード」にも、三笠保存会から(キット開発の)引き合いがありました。
諸々の事情でお断りすることになりましたが、その後、非常に良いシリーズが展開され、日露戦争艦艇ファンのひとりとして嬉しく思っております。