「艦船模型スペシャル No84」掲載作例
2022年5月15日発売のモデルアート社出版「艦船模型スペシャル No84」掲載作例、1/700戦艦「敷島」の紹介です。
![](https://high-geared.com/mfh/img/2023/11/shikishima01.jpg)
本号の特集は「栄光の連合艦隊 旗艦の系譜」ということで、新作の「長門1927」のほかに、旗艦を務めた艦艇の過去作品を3点、掲載いたしました。これは「三笠」と同級のネームシップとしても良く知られている、戦艦「敷島」です。
![](https://high-geared.com/mfh/img/2023/11/shikishima02.jpg)
1/700の戦艦「敷島」はプラキットでは発売されていないので、ポーランドの模型メーカー「モデルクラック」のレジンキットを使用しました。
![](https://high-geared.com/mfh/img/2023/11/shikishima03.jpg)
キットは船体の成形はかなり良いのですが、武装品や搭載艇などはほとんど使い物にならなかったので、シールズモデルの1/700戦艦「三笠」のパーツを各部に流用しています。
海外レジンキットと国産パーツのミキシング
![](https://high-geared.com/mfh/img/2023/11/shikishima04.jpg)
製作難度が高いことで知られるモデルクラック製品ですが、誌面においては、なるべく手間をかけない方法を紹介しました。これは主砲塔の工程画像で、砲身は真鍮パイプを2本重ねる方法で再現しています。
![](https://high-geared.com/mfh/img/2023/11/shikishima05.jpg)
また、短艇の架台などは省略されているので、プラ角棒などを配してそれらしく再現しました。
![代表 渡辺真郎](https://high-geared.com/mfh/img/2022/10/3c8527341e615ac063e35d7da889d151.jpg)
姉妹艦だけあって、戦艦「三笠」によく似た艦容ですが、3本煙突や小型の艦橋、舷側の方配置などの違いが面白い艦です。
実艦は太平洋戦争を生き抜き、50年にもおよぶ長い艦歴をまっとうしました。