艦船模型製作代行のご依頼をいただき、ピットロードの1/700「日本海軍 戦艦 大和 最終時」を製作中です。
今回は中央構造物の基部の後編をご紹介します。主要部は既に組み上がっているので、主に枝葉の仕上げです。まずは煙突と機銃射撃指揮装置を繋ぐ通路の部分で、ここにはピットロードの純正パーツを使用しました。
取り付け後の様子。最終的に、ここには前部艦橋背面からのラッタルも合流します。
続いては高角砲の射界制限枠です。ここもピットロードパーツのフィッティングが良い箇所ですので、純正パーツを使用しました。説明書には曲げの細かい説明がなされていないので少し苦労しますが、複雑な立体形状が再現されていて非常に見応えがあります。
次は高角砲ブルワークのジャッキステーですが、ここは純正パーツに含まれていないのでシップヤードワークスのエッチングを使用しました。
取り付け後の様子。艦首側の高角砲スポンソンのみ、射界制限枠と干渉する箇所があるので部分的に切り詰めて使用しました。
その他、各部にジャッキステーやラッタルを取り付け、中央構造物の基部へのエッチングパーツ取り付けが概ね完了しました。
代表 渡辺真郎
中央構造物の基部は、エッチングパーツの密度が一昔前の1/350用を遥かに超えていることもあり、作業に少々時間がかかってしまいましたが、無事に仕上げることができました。次回は、中央構造物基部以上に密度の高い前部艦橋をご紹介します。
