艦船模型製作代行のご依頼をいただき、タミヤの1/350戦艦「大和」を製作中です。本日は艦載機製作の後編です。

零式水上偵察機に引き続き、今回は零式観測機を仕上げていきます。これはキットパーツ全景で、例によってレインボーモデルのエッチング使用に備え、風防と上翼&フロート支柱を削り取り、最後にカウリング先端をドリルで彫り込みました。

続いて、レインボーモデルのエッチングを取り付けます。使用パーツはカウルフラップ、風防(2か所)、胴体上部の上翼支柱、メインフロート後部の支柱&サブフロートの支柱などです。(エンジン、機銃、筋交いワイヤーなどは塗装後に取り付け)
また、コクピットは平坦な表現となっているので、ドリルで彫り込んで奥行き感を演出しました。

塗装は零式水上偵察機と同様に、下地をガイアノーツの「サーフェイサーエヴォ ブラック」で仕上げました。透け止めとサンディング痕の処理に加えて、このサフはプライマー効果も優秀です。

下面には、Mr.カラーの35「明灰白色1(三菱系)」を塗装し、平面部をマスクゾルでマスキング。フロート支柱周りはゾルを盛ると剥がす時に破損するので、テープを軽く巻きつけました。

上面色には、Mr.カラー「暗緑色(三菱系)」を使用し、フロートや上翼は個別に塗り分けました。

各パーツを接着した様子。レインボーモデルのエッチングは、どちらかというとハセガワ向けのパーツですが、タミヤパーツとの相性も良好です。

キット付属のデカール全景。水偵、零観ともに2機分のデカールが付属しており、左側の枠には吃水表示と菊水マークなどが用意されています。

筋交いワイヤーやエンジン、機銃などを取り付けた様子。カウリングの開口とシリンダー取り付けは、特にディテールアップ効果の高いポイントです。

プロペラには、鎌倉模型工房の真鍮挽物スピナー+エッチングブレードのパーツを使用しました。裏側はガイアノーツの「サーフェイサー エヴォ ブラック」表側は「EXシルバー」で塗装し、赤い警戒線は、Mr.カラー114「RLM23 レッド」を筆で塗りました。

プロペラ取り付け前に、エナメルブラックで軽くウォッシングを施し、機体全体をUVカット艶消しクリアーでコーティングしました。アンテナ線には、モデルカステンのメタルリギング0.1号を使用しています。(このアングルだと、彫り込まれたコクピットの様子も良くわかります)

水偵も良いですが、やはり艦載水上機となると、複葉機の零観は絵になります。ディテールアップの手間も水偵と比較するとかなり多めですが、非常に見栄えのある完成度に仕上がりました。
明日は、今年初の展示会参加のご案内をお知らせします。


