2017年2月15日発売のモデルアート社出版「艦船模型スペシャル No63」掲載作例、1/350航空母艦「隼鷹」の紹介です。
「艦船模型スペシャル No63」掲載作例
特集『飛鷹型航空母艦』に合わせて、ハセガワから発売になったばかりの1/350航空母艦『隼鷹』の作例記事を担当させていただきました。
ディテールアップにはハセガワから発売されている3種のエッチングセットをメインに使用したほか、ベテランモデルやレインボーモデル製のパーツなど、普段、当工房での艦船模型製作代行のご依頼品にて良く活用しているサードパーティーのアイテム群を多数盛り込みました。
細部に及ぶディテールアップと多数の艦載機を搭載
また、艦載機はテストショット版と製品版の艦載機に加え、ハセガワ1/350空母艦載機セット(後期型)を使用し、大編隊の発艦直前の光景を再現しました。
純正ディテールアップパーツの使用方法を紹介
ハセガワ純正のディテールアップパーツは「ベーシックA」と「ベーシックB」、そして飛行甲板裏側の補強材を再現した「スーパー」が同日発売となったため、それらすべての使用方法を詳細に解説しました。
艦橋構造物も、豊富なエッチングによって実感的に仕上がりました。
社外ディテールアップパーツも多数投入
その他、対空兵装を中心に、ファインモールド、ベテランモデル、ポントスモデルなどのディテールアップパーツを豊富に盛り込み、精度の高いミュージアムモデルとして仕上げております。
1/350大型艦の作例をお任せいただくのは初めてでしたので、今後のライター人生をかける覚悟で挑みました。ただ、この作例も納期が非常に厳しく(説明書が付属しないテストショット状態にも関わらず)20日弱の突貫作業で完成させました。
作例紹介は合計221枚の工程キャプションを用いて全30ページに渡って掲載しておりますので、製作の参考にお役立てください。