年内の製作代行予定は残り2件。年末に1/350戦艦「大和」の製作開始を予定しておりますが、その前にカーモデルの製作代行依頼として、1/24「ロータス101 ジャッド」の製作記事をご紹介します。

カーモデルの製作ご依頼は、昨年のフィニッシャーズ1/24「ティレル022 ヤマハ」以来となります。今回も1/24スケールのレジンキットで、かつてWAVEから発売されていた製品です。

箱を開けると、パーツはこのように配置されています。ボディと後部ミッション、アンダートレイなどがレジンパーツで用意され、空力パーツと足回りはホワイトメタル成形、ホイールなどにプラパーツ、ゴム製のレインタイヤが備わります。

レジンパーツ全景。ロータス101は、カウリング後部の開口部が広いので、見る角度によってはミッション後端部やエキマニなども見えてきます。WAVEのキットはこの辺りも省略なく再現しており、気泡や反りもなく、非常に優秀です。

ホワイトメタル成形の空力パーツ全景。取り付けダボが少し長いの切り詰め、取り付け穴の径は少し小さいのでドリルで拡幅しました。

足回りのホワイトメタルパーツ全景。ティレル022では、全く合わないハセガワ(ティレル021の)プラパーツとの兼ね合いに苦労したものですが、WAVEキットは専用設計となっているので助かります。(メタルパーツは曲げ加工も容易なので、修正も比較的かんたんに済みます)

プラキットと異なり、バラで封入されているガレキパーツは紛失しやすいので、小さいプラケースやチャック付き小袋などに収納しておくと、紛失防止になります。(写真は、YXモデルの3Dプリントパーツのケースの使用例)

これは、今回のロータス101製作と一緒に、製作をご依頼いただいた、1/24「中嶋 悟」。こちらは、以前に納品した「ティレル018、019」に合わせたブルーのレーシングスーツ&ティレルチーム在籍時のヘルメットカラーにて仕上げる予定です。

WAVEの1/24「ロータス101 ジャッド」は、プライベート作品も含めて2代目の制作となります。あらゆる意味において「F-1ヒーロー」の元祖と言えば、中嶋悟選手! 私もリアタイで熱狂したひとりとして、このキットに再び挑めることを、たいへん嬉しく思っております。(明日はCHERRY&ANCHOR入荷情報をお伝えします)


