ただいま決算業務中のため、ストック記事の1/24「ミノルタ トヨタ 88C」の製作記をご紹介しております。

今回は細かいパーツの塗り分け&取り付けと最終仕上げをご紹介します。まずはホイールの塗り分けですが、最初にスポークの白を吹き、続いてセンターハブ(最初にボルト→次にナット)、リムの順番で塗り重ねました。

タイヤデカールは、タミヤのスイーツデコ用品「艶消しニス」で保護します。このニスは、筆塗りに適した水性のクリアーとして、様々な場面で役立ってくれます。

ホイールカバーは、外側のヒダの塗り分けが少々面倒です。ここでは1.5mm幅のマスキングテープを密巻きし、ディッシュはサークルカッターで切り出した丸いテープを貼りました。

ボディの艶出しは、EXクリアーを厚めに3回吹きしたのち、約1週間乾燥させてから開始します。表面が柚子肌になっていることを確認し、バフレックスのブラックシートで(柚子肌が落ちるまで磨き込みました)

バフレックスは通常のサンドペーパーよりも粒子が揃っているので、軽い力でも簡単に表面状態を整えることができます。欠点はすぐに目詰まりしてしまうことですが、ケチっていても上手くいかないので、大量に消耗させる前提で細部まで磨き込みました。

全体が艶消しになるまで磨き込んだら、再びEXクリアーを薄吹きし、更に1週間乾燥させます。

1週間後にMr.コンパウンドの極細で磨き、研ぎ出し処理を完了しました。中研ぎの段階で塗膜の段差も落ち、液面の様に滑らかに仕上がりました。

シャシーや内装はかなりシンプルですので、さほどに苦労はありませんでしたが、フロントのチンスポイラーには大きなヒケが出ていたので、ポリパテで埋めておきました。

あとはライトやウイングステー、マフラー&フックなどを取り付け、ガラスをハメれば1/24「ミノルタ トヨタ 88C」は完成です。

このキットは購入後、かなり長期間積んだままだったのですが「奈良模型愛好会」の展示会でミノルタカラーのマシンを揃える企画をやったことで、無事に完成させる機会を得ました。「88C」は、新設計の「88C-V」と比較すると若干、地味な印象を持たれがちですが、童夢のCカー設計の流れをくむ流麗なフォルムの完成形として、非常に魅力的なマシンです。次回は完成写真をご紹介します。


