2024年6月現在、業務の方は「艦船模型スペシャルNo93」の原稿作成に集中しているため、ストック記事として、プライベート製作のタミヤ1/24「ポルシェ911 GT1」製作記をご紹介します。
今回は「ポルシェ911GT1」製作記の最終回となります。前回までに仕上がったフロントカウルとシャシーに被せることで、ようやく完成イメージが見えて参りました。
カウリングとシャシーの合いは良好ですが、タンクのキャップ類とカウリング側の開口部に少しズレが生じていたので、このタイミングで修正しておきました。
リアカウルに取り付ける別パーツの全景。テールランプは市販車(993)と完全に同一形状になっており、ポルシェらしいアイデンティティーを感じさせるデザインに仕上げられています。
なお、実車では、ウイングステー側面にミッレミリアのステッカーが乱雑に貼られているのですが、ルネッサンスの説明書には貼り付け位置の指定がなかったので、実車の走行中の写真を何枚も拡大して確認し、ようやく正確な位置と枚数を把握することができました。
こうしてリアカウルも無事に完成し、ボディに取り付けを完了しました。あとは取り付けを最後に回していたドアミラーを接着すれば、1/24「ポルシェ911GT1」は完成です。
フロントビュー。1997年のル・マン24時間レースの中継にて(個人的に)ひときわ目を引いていた、スクーデリア・イタリアの「ポルシェ911GT1」が無事完成となりました。
タミヤキットはパーツ数が抑えられている反面、塗り分け工程が少々複雑なところもありましたが、タミヤならではのフィッティングの良さも相まって、ストレスの少ない製作でした。
タミヤ1/24「ポルシェ911GT1」は現役キットとあって、webでも完成例を見かけることが多いですが、プライベーター仕様は比較的珍しいのではないか? と思います。次回は完成写真紹介となりますので、ぜひご覧ください。