カーモデル製作代行のご依頼をいただき、ハセガワの1/24「ティレル021 ヤマハ」を製作中です。今回は製作記の最終回となります。

今回は、これまで組み上がったパーツ群を順番に組み立てていきます。これはアンダートレイにエンジン&ミッション、シート類を取り付けている様子で、トレイの下部には、お客さまから提供いただいたメタルシートを貼りました。

カウリングは、デカール貼り付けののち、ガイアノーツのEXクリアーを4回吹いて4日間乾燥。バフレックスのグリーンシート→ブラックシートの順番で中研ぎ&デカールの段差処理をおこない、再びクリアーを重ねて3日間乾燥、最後にMr.コンパウンドの極細で研ぎ出しました。

キット付属のメタルパーツの処理の様子。キットには、左右の車載カメラとヘッドレストが付属しています。

メタルパーツの取り付けを終えたモノコックの様子。右京選手のヘッドレストは、かなり大きめのものが使われています。

モノコックをアンダートレイに接着し、補器類の取り付けを進めます。ようやく、フォーミュラカーらしさが出てきました。

フロントサスは、バラで塗装したものを(ノーズの取り付け前に)差しこみました。ノーズを先に接着し、アームは左右分割して後差しにする方法もありますが、私の場合はノーズは別体で仕上げることが多いです。

ノーズの比較。今回は日本GP仕様で仕上げましたが(デカールが余ったので)標準仕様のノーズも仕上げてみました。並べてみると、日本GP仕様の方がコルセアウイングの角度が浅く、ノーズが路面に近いことが分かります。

ノーズにフラップとエンドプレートなどを取り付け、ノーズが完成した様子。ボルテックスジェネレーターはかなり大型ですので、接着の際にはタイヤと干渉しない様に要注意です。

リアウイングとホイール、サイドミラーを取り付ければ、もう走り出せそうなレベルです。

最後に、インダクションポッド内部のダクト(緑の丸印)と、コクピット前方のスクリーン(赤い丸印)を取り付けました。これで、ハセガワ1/24「ティレル021 ヤマハ」は無事完成です。

ハセガワの1/24スケールのフォーミュラカーは、これまでに「ラルースローラLC90」、「ベネトンB190」、「レイナード89D」などを製作して参りましたが、「ティレル021」は、それらより後年の発売とあって(パーツ構成はほぼ変わらないものの)カウルのフィッティングや仕上がりのバランスの良さが数段向上している印象を持ちました。
最近はプライベートではあまりフォーミュラを作る機会がありませんでしたが、このような良質なキットに出会うと、また色々と作ってみたい欲求にかられます。(次回は完成写真の紹介です)


