月刊「MODEL Art 2020年9月号」掲載作例
2020年7月26日発売のモデルアート社出版「MODEL Art 2020年9月号」の掲載作例、1/700航空母艦「CVL-22 インディペンデンス」の紹介です。
本号の特集は「日米 軽/護衛空母建造のススメ」ということで、私、渡辺真郎は冒頭の1/700航空母艦「CVL-22 インディペンデンス」(ドラゴン)の作例記事を担当しました。
この作例は製作テクニックの紹介記事も兼ねており、艦船模型の『苦手意識の克服』をテーマに――、
- 船体の分割部分の処理
- 複雑な迷彩塗装の作業性アップ方法
- 白線や艦番号のデカール仕上げのコツ
- 艦載機のトライカラースキーム(三色迷彩の塗装手順)
- 海面ベースの製作方法
……といった具合に、ついおっくうになってしまいがちな作業の手順を、多数の工程写真とともにご紹介しております。
特に、展示会などでご質問を頂くことが多い「海面ベース製作」については、最も手軽で失敗の少ない方法をご案内しておりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
また、海面ベースは【幅広型】と【細長型】の2種類を作成し「ベース形状による作品の見え方の違い」についても簡単に検証しております
工程記事は、迷彩と海面ベース製作法の2本立て
第二次大戦時の米海軍機の中でも、もっとも複雑かつ模型映えする「トライカラースキーム」の塗装手順を示した写真。工程記事においては、艦載機の塗り分けのほかに、船体の迷彩塗装の工程やマスキング手順なども多数の写真付きで解説しました。
海面ベースの製作記事はビギナーの方を対象に、なるべく小難しくならない程度に纏めました。「これから海面ベース作成に挑戦したい!」という方のお役にたてましたら幸いです。
「日米 軽/護衛空母建造のススメ」と言われると、少々ニッチな特集にも思えてしまうのですが、他の国籍&時代の艦船に流用できるテクニック紹介を多数盛り込んでおりますので、苦手意識の克服や新しい表現を考えている方はぜひご覧ください。