艦船模型製作代行のご依頼をいただき、オレンジホビー1/700航空母艦「CV-41ミッドウェイ」を製作しております。
今回からは左舷側のパーツ取り付けです。まずは、右舷側の作業時に製作しておいたライフラフトの取り付けからはじめ、各種スポンソンに取り付けるエッチング手すりを接着しました。
装備品の多くはレジン成形されています。中にはバリの多いパーツもありますので、念入りに処理しました。
シースパロー8連装発射機の組み立ての様子。この装備は一基あたり、レジンパーツ×2個とエッチング6枚の計8パーツで構成されています。
また、ファランクス(CIWS)も本体が2パーツ構成、台座も含めて3パーツ構成となっているため、基本部のみを予め組み立てておきました。
写真の緑丸内はエッチングのフレネル式着艦誘導灯。赤丸内のレーダーはレジンパーツです。
左舷側にはエレベーターが一基、備わるため、キットのレジンパーツを処理しました。これらのパーツは一見、同じ様に見えますが、三基とも僅かに形状が異なります。
エレベーターは船体&甲板に全く合わなかったので、現物合わせで削り込みました。軌条に沿わせるガイドは、もともとの厚みの半分程度まで落とし、なるべく甲板との隙間が出ないように調整しています。
その他のレジンパーツとして、ファランクス(CIWS)の台座も個別に塗装したのち、取り付けました。これで、左舷側のレジンパーツの取り付けは完了です。
エッチングは手摺とラッタル、着艦指揮所(と、既に取り付けを終えた水密扉)などです。なお、張り出し部の床面は、船体と一体成型になっている箇所がほとんどでしたので、予め水平面のデッキ色の塗装を済ませてから接着しました。
先に製作していたミサイル発射機とファランクス、汽艇などを取り付けて、左舷のパーツ取り付けは概ね完了になります。
艦橋が備わる右舷側と比較して、左舷側は割とシンプルな造形ですが、そのぶん入り組んだ形状のスポンソンが多く、形状の把握に少し頭を使いました。続いては、右舷側のパーツ取り付けに進みます。