艦船模型製作代行のご依頼をいただき、ピットロードの1/700アメリカ海軍航空母艦「CVN-71 セオドア・ルーズベルト」を製作中です。
今回は左舷中前部側面のエッチングを取り付けます。この部分は事前に裏側のリブを切削しているので、ここをファイブスターモデルのパーツで補填する流れになります。
これが、左舷中前部の側壁パーツ。左側が艦首側、右側が艦尾側になります。
艦首側のエッチングは「コの字」状に曲げ、艦尾側は「L字」状にそれぞれ曲げました。ファイブスターモデルのエッチングは、このような長手方向に長い折り曲げ箇所が多いので、歪ませないように注意しながら曲げました。
側壁パーツの取り付け後の様子。艦首側は窓から内部空間が覗けるようになっており、バルコニーのような面構成です。
これは、艦首側の側壁エッチングの外側に付けるパーツ群。三角補強板は（指定通りに組むと）なぜか甲板裏側から少し離れてしまいますので、ゼリー状瞬間接着剤で隙間を埋めつつ一体化させました。
別パーツ接着後の側面部。ここも何かと頭を悩ませましたが、現用艦らしい構造美に仕上がりました。
艦首側の側壁に最後に取り付けたのは、グレーチングと一体化した手すりです。
別パーツのグレーチング＆手すりの取り付け箇所は、写真では少し分かりづらかったので赤で囲みました。これで中前部の更に前半部エッチング取り付けは概ね完了しました。
代表 渡辺真郎
11月中に左舷側のエッチング取り付けだけでも終わりたかったのですが、現状では少し微妙な状態です。次回は中前部の後半部にとりつけるレドームの取り付けスポンソンの製作をご紹介します。
