「艦船模型スペシャル No50」掲載作例
2013年11月15日発売のモデルアート社出版「艦船模型スペシャル No50」掲載作例、1/700重巡洋艦「ヴィンセンス」の紹介です。
ニューオリンズ級重巡洋艦「ビンセンス」のディティールアップ作例を担当させて頂きました。キットはトランぺッターモデルの製品で、ピットロードから発売されている同級と同様の構成となっています。
誌面においては、キットの塗装図とは異なる迷彩表現に必要なマスキングをはじめとして、塗装作業の具体的順序などを紹介しております。
雲形迷彩の塗装手順を画像付きで紹介
雲形迷彩の塗り分けにはマスキングゾルを使用しました。水平面と垂直面の塗り分けには、上構各層の分割構造を利用しています。
前回紹介の「クインシー」は素組みでしたが、「ヴィンセンス」はディテールアップ作例ということで、コントラストの効いた組み合わせとなりました。塗装工程にはマスクゾルを多用しており、2023年現在に繋がるマスキング手順が定着しはじめた頃の作例になります。