艦船模型製作代行のご依頼をいただき、1/700航空母艦「赤城」の製作を開始しました。

製作記第一回目の今回は、キットと主要パーツをご紹介します。まずはキットですが、今回は特シリーズではなく、ハセガワのウォーターラインシリーズのキットをベースに製作します。

キット内容も合わせてご紹介します。これは主に船体から格納庫にかけてのパーツが配置されたランナーの様子。全体的に、1/350番のパーツ構成を踏襲しているのが分かります。

飛行甲板と吃水板、飛行甲板下の支柱や煙突などのランナー。飛行甲板は板目のモールドも非常に細かく、スケール感のある仕上がりです。

内部フレームやスポンソン支柱、艦載艇などのランナーパーツ。支柱は一部、ランナーから外れている物もあったので、チャック付き小袋に保管しておきました。

デカールも1/700艦船模型としては非常に充実していて、ミッドウェー海戦時の日の丸標示なども再現可能です。(今回の製作では、白線標示などは塗装表現を予定しています)

艦載機は1970年代当時から現在まで使用されている、ウォーターライン共通ランナーが付属しています。このパーツ、今の目で見てもシルエットの良さや主翼の薄さなどはなかなか侮れないものがあるのですが、棒状の脚部やパネルラインの凸モールドなど、色々と問題もありますので――

今回は全機、グレートウォールホビーのアフターパーツに置き換えます。この艦載機セットは、脚部などは最初からエッチングで表現され、プロペラエッチングも付属していて、非常にシャープに仕上がります。

ディテールアップには、テトラモデルのエッチングを使用します。手すりや救助網などの基本パーツのほか、滑り止め鋼板やジャッキステーなども付属した豪華セットです。

当工房の1/700航空母艦「赤城」の製作依頼は、これまで特シリーズばかりで続いていたため、ハセガワ版をご紹介するのは今回が初めてになります。パーツ構成なども詳しくお見せしましたが、特シリーズとはかなり特徴が異なるので、ウォーターラインキットの良い部分を活かした完成度に仕上げていきたいと思います。


