艦船模型製作代行のご依頼をいただき、1/350スケールの海上自衛隊潜水艦「SS-501 そうりゅう」を製作中です。

今回は船体塗装の様子をご紹介します。まずはいつもの通り、下地にガイアノーツの「サーフェイサーエヴォ ブラック」を吹きました。乾燥後に軽く2000番程度のサンドペーパーでサンディング痕を整え、再び軽めに黒サフを重ねて仕上げます。エアブラシは、ハンドピースにGSIクレオスの「プロコンBOY PS290 トリガータイプ」を使用、コンプレッサーはPROFIX「ニトロコンプ V2」を組み合わせています。

続いて、Mr.カラー137「タイヤブラック」を重ねました。ブラックとタイヤブラックの塗り分けは、概ねキットの塗装図に従っています。

艦首の喫水線上には、タイヤブラック塗装の箇所があるので、ここをマスキングし――

ハッチなどは丸形状にカットされたマスキングシートを使用しました。

艦尾周りにもタイヤブラックを塗り残す部分がありますので、ここも丁寧にマスキングしました。

セイルの部分も同様に処理します。キットの塗装図には『推測の部分があります』と表記されていますが、潜望鏡やアンテナなども含めて、完成後の色のバランスも非常に映える構成になっています。

マスキング後、再び黒サフを吹いて「ブラック+タイヤブラック」の塗り分けが完了しました。

マスキングを剥がしている様子。ドキドキの瞬間ですが、今回も吹込みなどはなく、修正ゼロでした。

これで、船体の主要部の塗装は完了です。あとは吃水線のデカール貼りとクリアーによる保護、別個に塗装するアンテナ、スクリューなどの取り付け、更に旗竿の設置や旗の掲揚を済ませれば完成となります。

潜水艦といえば、一見して「黒一色」のイメージですが、ピットロードキットの色指定は「完成品としてみたときの単調さ」を上手くカバーしてくれるセンスの良い配色となっています。アンテナ類も黒い船体の中では良いアクセントになるので、ほどよくメリハリの効いた仕上がりになればと思います。


