奈良市の商業施設「サンタウンプラザすずらん館」の開業45周年の企画として、近鉄「高の原駅」周辺施設のジオラマ模型を製作中です。

今回が製作記の最終回となります。高の原駅と近鉄京都線が完成した段階で、植栽の最終工程を済ませました。駅前のシンボルツリーの根元に花壇を追加したり、ロータリー東側の茂みなどを追加しています。

別角度。中央に道路が走り、イオンモール高の原(こすもす館)と高の原駅が遠景に見える、このアングルも見応えがあります。

続いては自動車の接着に進みます。先日開催のジオラマワークショップで、参加者の皆さまに塗装していただいたカラフルな自動車に加え、私自身が塗装した白い自動車やバス、トラック、タンクローリーなどを追加しています。

自動車の配置後の様子。「ひかり館」の屋上駐車場や「すずらん館」の平面駐車場など、ワークショップで自動車があまり配置されなかった部分をメインに、私の方で用意した自動車を追加しています。

また、部分的に看板のロゴも追加しました。企業ロゴというのは勝手には使用できないものですが、「すずらん館」の看板については使用許可が出ましたので、データを作成して印刷したものを貼っています。

最終工程として、現地で現在工事が進行している「すずらん館」北側の広場のステージを追加で製作しました。ここには大きな丸屋根が配置される予定ですので、提供いただいた資料をもとに、縮尺に応じたディテールで再現しています。

塗装後の様子。完成予想図にはインターロッキング風の舗装が表現されていましたので、それらも塗装と植栽で表現しました。

更にもう一箇所、リニューアル工事後の様子を再現しました。これも提供いただいた資料をもとに製作したもので、大型化されたバスロータリーの屋根です。

組み立てと塗装を終えた、バスロータリーの屋根。近年は夏の熱中症や突然の豪雨などのリスクも高まっていますので、こうしたリニュアールは、住民として、とても助かります。

最後にお知らせです。このジオラマですが、明日10月16日から「サンタウンプラザ すずらん館」の2階ギャラリーにて、一般公開されます。ぜひ、現地でご覧くださいませ。ジオラマワークショップの参加費も熊本地震の災害義援金として活用いただくこととなり、たいへん意義深い製作となりました。

長らく続いたジオラマ製作も、ようやく完了となりました。600×600サイズの都市模型のスクラッチは、個人の製作規模としてはかなり大きなものでしたが、バランスなども含めてイメージ通りに完成させることができました。当工房、モデルファクトリーハイギヤードでは、建築模型や街の景観模型も製作可能ですので、ご希望の法人や個人の方など、いつでもご相談くださいませ。(次回は完成写真をご紹介します)


