月刊「MODEL Art 2022年1月号」掲載作例
2021年12月26日発売のモデルアート社出版「MODEL Art 2022年1月号」に製作記事の前編を掲載した、1/350航空母艦「大鳳」の紹介です。(完成写真は次号に掲載)
本号は「真珠湾攻撃」が特集に組まれている関係で、艦船模型作例の多い号となっておりますが、それらの企画とは別にニューキットレビューとして、当時新発売で話題を集めた【ベリーファイア 1/350日本海軍航空母艦「大鳳」マリアナ沖海戦】の記事を担当しました。
レビューは、前後編に分けたプチ連載の形となっており、前編では、DXキットをベースにした船体周りの組み立てとディテールアップ工程をご紹介しました。
工程記事を前後編に分けて掲載(本号は前編)
もちろん、いつものように工程写真なども詳細に記しておりますので、ベリーファイアの1/350航空母艦「大鳳」を製作予定の方は、ぜひご参照ください。
艦首周りの工程画像。完成後はほとんど見えなくなる錨鎖甲板のディテールアップパーツや、格納庫前端部のジャッキステー&ラッタルなども汎用パーツにて再現しました。
舷側のディテールは、専用手すり&ラッタル、ダビットなどに加えて、汎用ジャッキステーやモンキーラッタルなども併用しています。
艦橋周りは専用ディテールアップパーツが活躍しました。ファンネルキャップはキットでは省略されているので、専用エッチングパーツか? 純正の3Dプリントパーツの投入が望ましいです。
マスト周りのエッチングは充実していますが、ガフが省略されていたので、真鍮線で追加しました。
これまで、ベリーファイアのエッチングには苦労することが多かったので、フルキットの品質には少々不安もあったのですが、プラモデルとしてはまずまずの品質でした。
ただ、純正エッチングパーツには相変わらず不具合が多く、全体的に少し大きかったことから各部の切り詰めが必要となり、左右の間違い&説明書の不備など、海外パーツにありがちな苦労が絶えませんでした。