艦船模型製作代行のご依頼をいただき、タミヤの1/350戦艦「大和」を製作中です。本日から艦載機の製作をご紹介します。

タミヤの1/350戦艦「大和」に付属している艦載機ランナーの全景。零式水上偵察機が4機と零式観測機が2機の計6機が付属していますが、デカールは各2機分ですので、今回は計4機を製作しました。

まずは零式水上観測機の製作からご紹介します。パーツ構成はこのようになっており、ハセガワ製が「胴体左右分割+水平尾翼左右独立」となっているのに対し、タミヤ製は少ないパーツ数で組み立てやすさが魅力です。

レインボーモデルのエッチングパーツでのディテールアップに備え、まずは風防とフロート支柱を削り取ります。

続いて、カウリングに段付き穴を開口しました。これは、エッチングによる星型エンジンと鎌倉模型工房のプロペラ&スピナーを取り付けるための処理で「まずは細いドリル」→「続いて太いドリル」という具合に順番に処理します。

レインボーモデルのエッチングは、カウルフラップ、風防、フロート支柱などです。他に機銃、アンテナ、エンジンも取り付けますが、破損防止のため、この時点では未取り付けとしています。

塗装は例によって、下地にガイアノーツの「サーフェイサーエヴォ ブラック」で、透け止め&下地処理を施しました。

機体塗装は、定番のMr.カラー35「明灰白色1(三菱系)」と、124「暗緑色(三菱系)」を使用しました。マスキングは、主にマスクゾルのフリーハンド筆塗りでおこなっています。(支柱周りのみマスキングテープ)

プロペラ&スピナーには、鎌倉模型工房の「真鍮挽物製スピナー+エッチング製ブレード」を使用しました。ピッチを揃えるなど、組み立てには気を使いますが、ディテールアップ効果は最高の逸品です。

デカール貼り付け後に軽くウォッシングを施し、エンジンと機銃、アンテナ、空中線などを取り付けた様子。写真ではほとんど確認できませんが、カウリング内部にはエンジンのシリンダーを納めています。

機体前面をUVカット艶消しクリアーでコートし、質感を落ち着かせるととともに、デカールの保護もおこないました。プロペラはガイアノーツの「EXシルバー」で塗装し、敢えて艶を残した状態で接着しています。(プロペラの警戒線は筆塗りにて再現)
アンテナ線には、モデルカステンのメタルリギング0.1号を使用しました。

レインボーモデルのエッチングと、鎌倉模型工房のプロペラ&スピナーは、1/350日本海軍水上機のディテールアップパーツとして、非常に安定感が高く、バランスよく仕上がるので個人的にもお気に入りです。次回は零式観測機の製作をご紹介しますので、ぜひご覧ください。


