カーモデル製作代行のご依頼をいただき、ハセガワの1/24「ティレル021 ヤマハ」を製作中です。

今回はカウリングの組み立てをご紹介します。まずはモノコックとノーズですが、この部分は昔ながらの左右分割となっており、合わせ目の処理が必須になります。

また、リアカウルはサイドポンツーン側面のパネルと、上面の一部が別パーツになっており、合わせ目がかなり大きく出る構成です。

カウリングの組み立ては、アンダーパネルを仮合わせしながら進めました。流し込みセメントのMr.セメントSPをたっぷり流して圧着したのち、アンダーパネルにテープで仮止めして約一日、しっかりと乾燥させます。

接着が終わり、アンダーパネルから外したカウリングの様子。リアカウルの分割は少々複雑ですが「フィッティングを調整しやすい」という点では、案外、悪くない設計と言う気がります。(サイドポンツーン前端部を、少し内側に絞り込むような角度で接着してから、モノコック&アンダーパネルに合わせると上手く行きます)

あとは軽く黒サフを吹き、流し込みセメントで圧着した際に盛り上がったプラをサンディングすれば、合わせ目処理は、ほぼ完了です。

合わせ目のほか、インダクションポッドの下部にもパーティングラインが強めに出ているので、ここもサンディングして処理します。

サイドポンツーン上面は、面出しも兼ねて板張りのペーパーで処理しました。塗装後も、カウリングのフィッティングはかなり良好で一安心です。

再び黒サフを吹いて、下地処理は終了です。ご覧のように、合わせ目やパーティングラインは完全に見えなくなりました。

こうしてカウリングのシルエットを見ると、021の設計は完全に019のデザインを焼き直し、ベネトンの要素を加えたような印象です。
翌年型の022が保守的なデザインに戻っているところをみると、登場時には斬新だったこのスタイリングも、そろそろ限界が迎えていたのかもしれません。


