艦船模型製作代行のご依頼をいただき、1/350航空母艦「赤城」を製作中です。

艦載艇製作記の最終回として、内火艇の製作とディテールアップをご紹介します。赤城には11mと12mの内火艇が搭載されていますが、キットパーツ、ディテールアップパーツともに同じ構成ですので、まとめて紹介します。(写真はキットパーツ全景)

例によって下面のボートクラッチ(架台)のモールドを切削し、エッチングに切り替えました。今回は、ボートクラッチと舵、スクリュー&シャフトは全て、ハセガワの「赤城用ディテールアップパーツC」に統一しています。

いっぽう、上部構造物のディテールアップにはシップヤードワークスのエッチングパーツを使用しました。これは、キャビンのエッチング化に備えてキットパーツ側のモールドを切削した様子です。

シップヤードワークスのエッチングパーツは、艦載艇用と艦載機用に加え、水密扉が1枚のパーツにセットされています。運貨船とランチ用のパーツは省略が多めですが、9mカッターと内火艇については非常に充実した構成です。

内火艇用のパーツは、デッキ、キャビンに加えて上部構造物の小物、マスト、キャンパスフレーム、旗竿、錨、ハッチなどを使用しました。特にキャビンとキャンパスフレームは、ディテールアップ効果が高いポイントです。

組み立てと塗装を終えた、11m内火艇と12m内火艇×2隻。スクリューは、例によって未塗装の真鍮地のまま取り付けました。

こちらは運貨船の全景。エッチングは、ハセガワの「ディテールアップパーツC」に統一しました。

12m内火ランチと9mカッターの二段積み×3セット。カッターの腰掛はシップヤードワークスのエッチングで、ディテールの奥行き感を演出してくれました。

カッターは2段積みのセットの他に、外舷に4隻を吊り下げます。オールと舵にはハセガワパーツ、浮き輪にはKAモデルパーツを使用し、3メーカーのディテールアップパーツのハイブリッド仕上げとなりました。

最後に、赤城に搭載する艦載艇を並べた様子。一航戦の旗艦だけあって、艦載艇は隻数、種類共に非常に豊富な印象です。

艦載機に引き続いて、多くの工数と時間を必要とする艦載艇もようやく仕上がりました。長く時間を要した下準備もようやく終わりましたので、次回からは、船体の組み立ての様子をご紹介します。


