広告 1/24「A'PEX D1アルテッツァ」 カーモデル 製作記事

フジミ1/24「A’PEX D1 アルテッツァ」その3(仕上げ)

2025年7月16日

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フジミ1/24「A’PEX D1 アルテッツァ」その3(仕上げ)

2025年7月16日

ただいま製作代行の方は、タミヤ「1/35 RCタンク 陸上自衛隊 10式戦車」を製作しているのですが、2台同時進行していることもあって進捗をお知らせできる段階まで少し時間がかかりますので(時間調整として)プライベート作品のカーモデル製作記をご紹介しております。

フジミ1/24「A’PEX D1 アルテッツァ」仕上げ

インテリアとシャシーの組み立てと塗装を進めている間に、クリアーの方がきっちり硬化し、多少のヒケが出て参りました。(前回クリアーから約1週間)

フジミ1/24「A’PEX D1 アルテッツァ」仕上げ

右サイドの様子。デカールが劣化していることもあってひび割れやすいので、ドライブースなどは使わずにゆっくりと乾燥させました。(「A’PEX D1 アルテッツァ」のマーキングデザインは、右サイドが左右反転している点が特徴です)

フジミ1/24「A’PEX D1 アルテッツァ」仕上げ

次は中研ぎと再クリアーの処理に進みます。私はこの処理にバフレックスという研磨フィルムを使用しているのですが、このフィルムは粒子のサイズが揃っていて深いキズをつけることがなく、再クリアーやコンパウンド前の処理がたいへんラクになるのでオススメです。ここでは、3000番相当のブラックシートを使用し、全体が艶消しになるまで満遍なく全体に研磨しました。

フジミ1/24「A’PEX D1 アルテッツァ」仕上げ

その後、再びガイアノーツ「EXクリアー」を薄めに溶いたものを全体に重ね、1週間寝かせます。(ブレーキキャリパーもシート同様、色のアクセントとして赤塗装で仕上げました)

フジミ1/24「A’PEX D1 アルテッツァ」仕上げ

クリアーが再び乾燥するまでの間に、ガラスや小物類を仕上げます。「A’PEX D1 アルテッツァ」はD1グランプリ車両だけあって、ウインドウのステッカーが非常に多いので、予備のボディをあてがって位置出しをしながらきっちりと貼り付けました。

フジミ1/24「A’PEX D1 アルテッツァ」仕上げ

ウインドウのデカールは、そのままにしておくと劣化しやすいので、仕上げに「EXクリアー」を吹いてコートしています。クリアーパーツは埃が付くと厄介なうえ、カブると二度と修正ができなくなるため、塗装の際には慎重を期しました。

フジミ1/24「A’PEX D1 アルテッツァ」仕上げ

また、小物類ではヘッドライトとホイールのメッキを剥がし、軽く塗色を変更しました。メッキ落としには、市販の漂白剤が便利です。

フジミ1/24「A’PEX D1 アルテッツァ」仕上げ

クリアー乾燥後はMr.コンパウンドで研ぎ出し、小物類の取り付けに進みました。ヘッドライトは、外周部をブラックアウトした所謂「メイクアップヘッドライト」とし、カバーには塗装でアイラインを表現しています。

フジミ1/24「A’PEX D1 アルテッツァ」仕上げ

テールランプも、同様にメイクアップ仕様としました。レッドとブラックの色差しはイエローボディとの相性も良く、引き締まった仕上がりになったと思います。

代表 渡辺真郎
代表 渡辺真郎

フジミの1/24「A’PEX D1 アルテッツァ」は、あまり大げさなエアロパーツやホイールなどが付属していないシンプルなキットですが、カラーバランスの調整が思った以上に良い効果となり、非常に纏まりの良い完成度になりました。これも、アルテッツァの基本デザインの良さがあってのことですので、改めて良い車種に出会えたことに感謝したい思いです。次回は完成写真をご紹介します。

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  • 開催場所:阪急うめだ本店
  • 開催時間:10時〜20時(最終日17時まで)入場無料
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渡辺 真郎まさお

艦船模型製作代行 モデルファクトリーハイギヤード 代表

2001年3月から艦船模型の製作販売をおこなう。模型製作会社への就職を経て独立。2010年にモデルファクトリーハイギヤードを開業。
模型製作代行のほか、模型誌の作例記事・連載企画、考証記事を執筆。
モデルアート社出版『月刊MODEL Art』『艦船模型スペシャル』、イカロス出版『モデリングガイド』など。

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