「艦船模型スペシャル No64」掲載作例
2017年5月15日発売のモデルアート社出版「艦船模型スペシャル No64」掲載作例、1/500一等巡洋艦「八雲」の紹介です。
![](https://high-geared.com/mfh/img/2023/09/bkspyakumo01.jpg)
この号の特集は「艦船模型テクニックガイド」の第三回目ということで、さまざまな製作テクニックが紹介されている中から、私は【レジンモデルの本当の作り方】というタイトルで、シールズモデルズ(フォーサイト)「日露戦争参戦艦シリーズ」の第9段、1/500一等巡洋艦「八雲」の作例記事を担当させていただきました。
![](https://high-geared.com/mfh/img/2023/09/bkspyakumo02.jpg)
記事においてはレジンキットの基本である脱脂や接着についての解説のほかに、汎用エッチングパーツや、プラパイプなどの各種素材を使用したディテールアップ方法について(83枚の工程キャプションを使いつつ)11ページに渡って紹介しております。
![](https://high-geared.com/mfh/img/2023/09/bkspyakumo03.jpg)
艦尾のクローズアップ。明治艦らしいシンプルな構造美が魅力です。
1/500レジンキットならではの工程を紹介
![](https://high-geared.com/mfh/img/2023/09/bkspyakumo04.jpg)
1/500という縮尺上、市販のディテールアップパーツは少なめですが、他スケールの品で流用できるものや、プラ材&金属線を駆使して見ごたえのある作例を目指しました。
![](https://high-geared.com/mfh/img/2023/09/bkspyakumo05.jpg)
また、工程紹介の一環として、ウェーブのパイプカッターなどの使用方法も紹介しています。
![代表 渡辺真郎](https://high-geared.com/mfh/img/2022/10/3c8527341e615ac063e35d7da889d151.jpg)
専用ディテールアップパーツがなく、スケール的にも現在は珍しい1/500ということもあって、使えるパーツの選定には少々苦労しました。しかしキットそのものは非常に優秀で、マストやフレームなどに自作指定がいくつかあるものの、レジンパーツ&メタルパーツの精度が高く、楽しく製作することができました。