艦船模型製作代行のご依頼にて製作中の、ポントスモデル1/700戦艦「大和」【天一号作戦仕様】の製作記をご紹介しておりますが、その前に、本日まで参加していたイベントへのお礼を申し上げます。
阪急うめだ本店「ホビーマルシェ大阪2025」終幕のお知らせ
本日まで開催の「ホビーマルシェ2025」が無事に終幕いたしました。会期中、多くの皆さまにお越しいただいたことを心より感謝申し上げます。かんたんなご挨拶で恐れ入りますが、また皆さまとお会いできる日を楽しみにしておりますので、これからもモデルファクトリーハイギヤードと、プロモデラーの渡辺真郎を、よろしくお願い申し上げます。

これは、26日参加のプロモデラーと業界関係者の集合写真です。
●前列右から
清水雄平さん @Prowler_90
渡辺真郎 @shokatsusin high-geared.com/
ネエサン @nekogasukl705
●後列右から
Ken-1さん @Ken1MCWorks
柳井建二さん facebook.com/kenji.yanai.7
リョータさん @puramo_ryota
長谷川迷人 @wanimeijin
モデラー界で高名な皆さまとご一緒できて、たいへん光栄でした。詳しいレポートは、明日29日のブログ記事に掲載する予定です。
1/700戦艦「大和」ポントスモデル キット紹介後編

ポントスモデル1/700戦艦「大和」【天一号作戦時】のキット紹介。今回はエッチングパーツ&真鍮挽物パーツ&木製甲板などをご紹介します。

エッチングパーツは、1/700としてはかなり大判のものが計4枚付属しています。これは中央構造物周りや航空艤装などのパーツ群。ポントスモデルのエッチングだけあって、これまで使用してきた1/350戦艦「大和」に近いパーツ構成です。

続いては武装類のエッチング。シールドなしの25mm機銃などはフルエッチングとなるため、パーツ数は本当に膨大です。

リノリウム歩行帯や吸排気孔カバー、ジャッキステー、グレーチング、整流装置などのパーツ群。ジャッキステーや整流装置は、通常はキットとエッチングが合わないことが多いのですが、キット本体とトータルで設計されているポントスモデルの製品なら安心感があります。

4枚目のエッチングはステンレス製の薄いパーツで、デッキの滑り止めパターンや手摺りなどが用意されています。ネームプレートも、敢えて真鍮製ではなくステンレス製とされているところにセンスを感じます。

木製甲板は一般的なタイプで、特に変哲はありません。裏側には糊が塗布されていますが(経年や気温&湿度の収縮で)剥がれやすいので、いつものように接着剤で確実に着させる予定です。

真鍮挽物パーツはチャック付きの小袋×5枚に分類されており、台座への固定用の金具も含めて計6袋に纏められています。

真鍮挽物パーツのクローズアップ。砲身やマスト&ヤード以外に、通風筒や電探、係留装置まで充実したパーツ構成です。

最後は、薄紙に印刷された旗とデカール、インレタ類です。デカールはカルトグラフの様で、細かなところまで高品質が徹底されていることを実感しました。

キットのボリュームが物凄いため、前後2回に分けてのパーツ紹介となりましたが、次回は対空兵装から順番に製作を進めて参ります。工程順序的には、1/350と同じ順序を取るのが合理的ですので、できるだけ無駄なく最短距離での完成を目指そうと思います。(これから本格的に製作開始というタイミングですが、次回はホビーマルシェのレポートをお知らせします)