前回に引き続き、本日は試験艦「ASE-6102 あすか」特別公開の参加記の後編をご紹介します。
「ASE-6102 あすか」艦内見学 後編

艦橋前面の窓から見た艦首の様子。VLSが撤去されていることもあってか? 他の汎用護衛艦と比較してシンプルな印象です。(非常に日当たりが良い写真ですので、滑り止め塗装の施工箇所と未施工箇所の質感の違いが良くわかります)

こちらは、艦内の機関操縦室の様子。ここでは機関の状況のモニタリングや応急時の指揮がおこなわれます。

乗組員用の居住区には2段ベッドが据えられています。プライバシー空間としては最低限ですが、後日見学した潜水艦の居住区と比較すると、かなり広い印象です。(写真下段は、夜間照明の実演です)

続いては(恐らくはweb初公開と思われる)浴室の様子。浴室は前後2か所に存在し、バスタブのサイズは成人男性二人分。お湯は海水で、洗い場にはシャワーと鏡が5カ所に据えられていました。

科員食堂の様子。ここはかなり広々としていて、落ち着ける空間が確保されていました。荒天時の揺れに備えて、椅子は机に固定できるようになっています。(掃除のときにも便利そうな仕組みです)

最後にヘリコプター格納庫を巡り、記念写真を撮影して、一時間ほどの艦内見学が終了しました。新装備の試験のたびに艦容を変える「ASE-6102 あすか」だけに、2023年夏(レールガン試験直前)の見学は、たいへん良い機会となりました。
試験艦「あすか」をモチーフにした海自広報用トラックのご紹介
今回、見学記を掲載した「ASE-6102 あすか」ですが、実は今月1日、この艦をモチーフにした海上自衛隊の広報用ラッピングトラックの情報が解禁されました。

これがラッピングトラックの全景。右側面には「ASE-6102 あすか」の全景写真と、海上自衛隊のロゴが大きく掲載されています。

そしてこちらは左側面。「人を守る。という、やりがい」のキャッチコピーと、現場で活躍する海上自衛官が描かれ、躍動感のあるデザインが採用されています。

このラッピングトラックは、自衛隊奈良地方協力隊本部(奈良地本)の福嶋1曹と藤澤1曹の陸上自衛官コンビが、海上自衛隊PRのために考案した手段だそうで、奈良県五條市の運送会社「株式会社ベストライン https://www.bestline-c.com/ 」にて運用されています。

また、手前みそではありますが、テールゲートに描かれているこの「しかくん3兄弟」のイラストは、奈良地本で採用されたオリジナルキャラクターを、妻の「みのりわた(元:鍋弓わた)https://www.aksd.net/ 」が新規イラストとして描き下ろしたものが採用されています。

そして、ナンバープレートはご当地ナンバーの「飛鳥(あすか)」に、艦番号「6102」に合わせた仕様となりました。(公開許可済み)いままで、あまり考えたことがなかったのですが、推し艦の番号を指定ナンバーに反映するのも面白いですね。

デビューしたばかりの「ASE-6102 あすか」ラッピングトラックが、海自のPRに大いに役立ってくれることに期待しております。
次回からは1/700強襲揚陸艦「LHD-1 ワスプ」の製作記に戻ります。