艦船模型製作代行のご依頼をいただき、1/700駆逐艦「DDG-51 アーレイ・バーク」を製作中です。
基本部の組み立て&塗装を終えた全体像。今回は武装の製作と取り付け、デカールの貼り付けなどを進めて参ります。
武装類ですが、今回はファインモールド製のナノ・ドレッドシリーズのパーツをいくつか投入しました。まずは電波兵器類ですが、WA38「現用艦 艦上装備品セット1」からECMアンテナ(左)、ミサイル射撃指揮装置SPG-62(右)を使用しました。
続いて、WA35「現用艦 対艦ミサイル&短魚雷発射管」から、SSM4連装発射筒(左)と、Mk 32 短魚雷発射管(右)を使用しました。ナノ・ドレッドのSSM発射筒は、2本~4本まで装備数を選択できるのがウリです。
その他の備砲やチャフ発射機にはキットパーツを使用し、Mk.45 5インチ砲はビッグのレジン&真鍮挽物パーツを組みました。
武装類を塗装すると同時に、ライフラクトやレドーム、ファンネルの塗装も進めました。これらは、船体に取り付ける前に個別塗装した方が(複雑なマスキングなども不要となるので)合理的です。
武装の取り付けを進めると同時に、デカールの貼り付けもおこないました。また、艦首の錨鎖はモノクロームの汎用極細チェーンに切り替えています。
また、デカールは(お客さまからのご要望で)主に「DDG-70 ホッパー」のキットに付属の物を使用し、艦番号は単独の数字を組み合わせて使用――、艦名標示のみ「アーレイバーク」用に切り替えました。
武装類とレーダー、その他の小物類の取り付けが完了した「DDG-51 アーレイ・バーク」全景。進捗率としては、工程半ばをクリアしたところです。
次回はマストを仕上げて主要構造物を完成させ、続いては小物類の製作&取り付けに進みます。