艦船模型製作代行のご依頼をいただき、ハセガワの1/700海上自衛隊護衛艦「DE-234 とね」を製作中です。

製作記事の第一回となる今回は、船体と主要部の組み立ての様子をご紹介します。船体パーツは左右+船尾トランサムスターンで三分割されており、吃水板と最上甲板、更には係留作業甲板とフレーム×3枚という構成です。

船体基本部を組み立てた様子。小さい割にパーツ数が多いので、事前の擦り合わせをしっかりしておかないと隙間が開いたり反りの原因になりがちです。船体各部の接着は、吃水板を定盤に両面テープで貼りつけながら進めました。

デッキを仮付けした様子。非常にシンプルな船体形状で、縦横高さのバランスが非常に美しいです。デッキ周りには少し手を加える予定なので、現状ではまだ接着していません。

煙突は左右分割なので、合わせ目の処理は少しシビアです。煙突パーツは、取り付け穴とダボと合わせるとズレる傾向があったので、ダボは切り飛ばしてから接着しました。

上部構造物も、全てがこのような箱組構成です。側面のディテールは充実していますが、合わせ目修正とエッチングへの置き換えなどもあり、ほとんどのモールドを切削することになりました。

艦橋の主要パーツ。古いキットと言うことでバリがそこそこ出てましたので、カットして擦り合わせました。ここは後部に大きな合わせ目が生じますが、擦り合わせをさえきっちりしておけば、フィッティング自体は割と良好です。

箱組み構成の煙突と上部構造物の接着を済ませた様子。ルーバーやラッタル、ジャッキステー、水密扉などのモールドが目立ちますが、これらは次の工程でほとんど削り落としました。

小さい船体に武装を集中させたDE型は、通常の汎用護衛艦やイージス艦とはまた違った魅力があります。ハセガワキットは比較的年代モノですが、基本設計が良いので、ディテールアップパーツとの相性も良く、引き締まった完成度が期待できそうです。


