この秋、艦船模型製作代行のご依頼をいただいて製作していた、1/700フェリー「さんふらわあ8」の完成写真です。
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1/700「さんふらわあ8」完成写真
1/700フェリー「さんふらわあ8」、右舷船首側からの全景。キットはアリイ（現マイクロエース）から発売されていたもので、フルハル＆モーターライズモデルの船底をカットし、海面ベースを取り付けてジオラマ仕立てとしました。
1/700フェリー「さんふらわあ8」、左舷船尾側からの見下ろしアングル。同船の自慢の設備だったプールやドーム状のレストラン、シャワー室＆パラソルなどが豪華フェリーらしさを演出しています。
左舷側からローアングルで見た様子。「さんふらわあ」のシンボルである太陽マークは、キットのモールドを削り取り、マスキング＆エアブラシ塗装で仕上げました。
右舷側からの見下ろしアングル。海面ベースは、ウェーブの「Tケース WM」のベースを利用し、ジェルメディウムで自作しました。
船首周りのクローズアップ。ディテールアップには、汎用の手すりパーツを使用したほか、マストのガフや旗竿などは真鍮線で自作しています。
長距離フェリーならではの腰高感が魅力のカット。居住区側面の角窓はモールドが省略されている箇所があったので、部分的に黒塗装で補填し、密度を充実させました。
また、プールサイドの風除け窓も、内窓のモールドが省略されていたので黒塗料で描きこみました。ランプのウェザリングは、タミヤのウェザリングマスターで表現しています。
見れば見るほどに味わい深い船容の本船。キットの開発年代と対象年齢を思えば、かなりスケールモデルらしい仕上がりになったと思います。
アリイ（マイクロエース）の1/700フェリー「さんふらわあ」は、webショップ「CHERRY&ANCHOR」の完成品在庫用として、これまで20隻程度を製作してきているのですが、ご依頼というかたちでは初製作となりました。
シンプルながらもポテンシャルが高いキットですので「民間船のプラモデルが作りたい！」という方には特にオススメです。
