艦船模型製作代行のご依頼をいただき、ホビーボスの1/700強襲揚陸艦「LHD-1 ワスプ(WASP)」を製作中です。
今回は「MV-22 オスプレイ」の製作&ディテールアップ記事の2回目です。前回は、機体本体の組み上げと垂直尾翼のエッチングパーツへの切り替えまで進みました。
今回は主に下回りのディテールアップを進めます。この画像で示したエッチングは脚パーツで、緑で囲った部分が前側、赤で囲った部分が後ろ側となります。
エッチング脚パーツを接着した様子。【ノリシロ】にあたる部分は皆無ですので、0.3mm径のドリルで当たりをつけてからゼリー状瞬間接着剤で仮付けし、流し込み瞬間接着剤で本固定しました。
続いて、脚パーツに車輪を取り付けます。車輪も(画像でご覧いただけるように)極小サイズで、大きい方が後輪で小さい方が前輪となります。
これらを脚パーツに挟み込むように取り付けました。必要数は一機あたり6輪となり、高さが0.1mmでも狂うと姿勢に影響が出てしまうので、慎重に作業しました。
下回りの最後の作業は、脚カバーの取り付けです。緑丸内が前部、赤丸内が後部でパーツで、計4枚を取り付けました。
脚と車輪、脚カバーの取り付けを終えた、1/700「MV-22 オスプレイ」の下回り。続いては上面のエッチングパーツ取り付けと塗装、デカール貼りに進みます。
ファイブスターモデルといえば、先日の1/700航空母艦「セオドア・ルーズベルト」と艦スぺ最新作例の航空巡洋艦「最上」の製作において(説明書の不備などで)痛い目に遭わされたばかりですが、このオスプレイ用パーツも例に漏れず、パーツ番号の間違いが複数ありました。
パーツ本体は精密に出来ているのに、十数個のパーツ番号すら正確に把握できないのはどういうことなんだ!? というのが正直な印象です。
明日は公式ショップ「CHERRY&ANCHOR」の入荷情報【飛行機模型完成品】をお知らせします。