メーカー公式の完成サンプル
当工房では、プラモデルメーカーからのご依頼で、テストショットの試作やホビーショー展示品などの製作も数多くこなしているのですが、実績紹介としての公開制限がかけらけることが多いもので、webへの掲載はほとんどかないませんでした。

そんな中、ウェーブの1/350駆逐艦「秋月」については、阿部嘉久社長より、貴重な公開許可をいただきましたので、この項にてご紹介いたします。

この作品は2016年の全日本ホビーショー用のサンプルモデルとして製作し、その後、箱絵とインスト写真にも掲載されたもので、ウェーブのウォーシップシリーズの1/350防空駆逐艦『秋月』です。 キットは1942年の竣工時と、電探や機銃を装備した1944年の改装後の姿を選んで組み立てられる仕様ということで、年代違いで2作例を同一クオリティにて製作させていただきました。

メーカーサンプル品ということですので、張り線以外のディテールアップは行わず、キットに含まれているパーツのみで仕上げました。付属の舷窓蓋や機銃用の防盾のエッチングも、もちろん全て使用しています。

サンプル品なので自分の作風を出すわけにはいきませんが、唯一、飾り台の塗り分け(ウッドブラウン + コンクリ風チラシ塗装)のみ、私の意見を採り入れて頂きました。船台に似た形状をしているので、いいアクセントになったと思います。
プラモデル見本市にて、メーカーブースでの展示の様子

こちらは、「大阪ホビーフェス」でのウェーブブースでの展示の様子。阿部嘉久社長は、お父さまがかつて海軍で多くの艦艇を乗り継いでこられたことから、艦船への造詣と情熱が高く、東京の艦船模型合同展示会などでもご一緒しました。

組立図は阿部社長自らチェックされたもので、モデラー目線も採り入れた安心の仕様となっています。