現在、ストック記事として、プライベートで製作していたAFV作品、タミヤ1/35「16式機動戦闘車 C5」の製作記をご紹介しております。
車体に続いて、砲塔の塗装の紹介です。手順は車体と概ね同様で、下地→濃緑色と続き、ブルタックとテープでマスキングののち、茶色を塗り重ねます。
マスキングを剥がした様子。ハッチ裏側はOD色とし、ペリスコープ周りなどは(それなりに入り組んでいるため)細吹きによる修正を念入りにおこないました。
塗り分けの終わった車体に砲塔を設置。これでようやく、陸自車両らしくなりました。
自重変形タイヤとホイールは、接着前に個別に塗り分けました。タイヤの塗装は、ガイアの「サーフェイサーエヴォ ブラック」→Mr.カラー「タイヤブラック」の順です。
HMAの自重変形タイヤの裏側にはリング状のパーツを被せる構成となっているため、これも忘れずに取り付けます。
タイヤ&ホイールを取り付ければ、主要部の組み立ても完了です。
続いては細部の色差しに進みます。これは工具類の塗り分けの様子で、車体上部右側の柄と、後部の(銅ワイヤーによる)牽引ワイヤーは筆塗りで仕上げました。
ウインカーは、GSIクレオスの丸いマスキングシートを使用し「シルバー」→「クリアーオレンジ」の順で塗り重ねました。
塗装完了後のウインカー。こういうところは筆塗りよりも吹付け塗装の方がシャープに決まります。
長きに渡った、タミヤ1/35「16式機動戦闘車」の製作記もラストスパートに入りました。次回はデカール&サイドマーカーと機銃。続いて最終回はフィギュア製作&塗装で完成となります。