艦船模型製作代行のご依頼をいただき、ピットロードの1/700アメリカ海軍航空母艦「CVN-71 セオドア・ルーズベルト」を製作中です。
本日は、ライフラクトの取り付けです。一部の金具取付は事前に終わらせてあったのですが、まだ未取り付けの箇所がいくつかありましたので、本体の処理に先立って配置しました。
ライフラクト本体は、ファイブスターモデルのセットに3Dプリントパーツが付属しています。ですがなぜか?? 説明書上での取り付け指定や説明などは全くなされていませんでした。
パーツは、割と太めのサポートが金具との接着面側にあります。直径1㎜、長さ2mmほどのパーツですので、ゲート処理のさいには飛ばしてしまわないように注意が必要でした。
まずは、艦橋側面の右舷後部側面のライフラクトを取り付け。ここは、キャットウォークの取り付け時に、説明書の指示に従って取り付けた箇所です。
一方、左舷側ですが、ここは金具の設置がまだでしたので、キット側の図面のイメージに合わせて配置しました。
写真では少し分かりづらいですが、計34個ほどの金具を取り付けました。
そして、その金具×1個につきライフラクト×2個を接着。接着面積が極めて小さいので、強度と美観の両立が難しい箇所です。
右舷のアングルドデッキ前端部のライフラクトも、左舷側と同様に処理しました。
ライフラクトの取り付け中の様子。ここは、説明書の取り付け指定に抜けている箇所が多かったので(セットの入数の許す限り)各部の搭載数が均等になるように注意しつつ配置しました。
これまで、説明書どおりに進めてきた箇所を見直している過程で様々な不備が見つかり、修正に余念がありません。
艦橋やマストなどにもどんな罠が待っているかわからず、完成時期が全く読めない点が辛いところです。