広告 1/24「ティレル022 ヤマハ」 カーモデル 製作記事

1/24 ティレル022 ヤマハ その1(トランスキットのご紹介)

  1. HOME >
  2. 製作記事 >
  3. カーモデル >
  4. 1/24「ティレル022 ヤマハ」 >

1/24 ティレル022 ヤマハ その1(トランスキットのご紹介)

今回からは、カーモデル製作代行にて製作した、1/24「ティレル022 ヤマハ」の製作記事をご紹介します。

1/24 ティレル022 ヤマハ トランスキットのご紹介

当工房モデルファクトリーハイギヤードは、主に艦船模型や飛行機模型の製作代行を請け負っておりますが、カーモデルの製作ご依頼も時々いただいております。今回ご紹介するのは、フィニッシャーズから発売の1/24「ティレル022 ヤマハ」で、レジンボディとウイング、デカールなどから成るトランスキットとして構成されています。

1/24 ティレル022 ヤマハ トランスキットのご紹介

「ティレル022 ヤマハ」は、F-1名門コンストラクターの「ティレル・レーシング・オーガニゼーション・リミテッド」が1994年のF-1世界選手権に投入したマシンで、ドライバーには、日本人3人目のレギュラードライバーの片山右京選手、そして1992年ル・マン24時間レース優勝のマーク・ブランデル選手の2名が起用されました。(画像は参照資料として使用した、サンエイムック)

1/24 ティレル022 ヤマハ トランスキットのご紹介

フィニッシャーズのキットは、主にボディとフロントウイング(とデカール)のみなので、その他のパーツは、ハセガワの1/24「ティレル021」を流用して仕上げます。「022」は、サスペションをはじめとして「021」の設計が多く受け継がれているようですので、納得の組み合わせといえるでしょう。(←しかし、この読みは製作の中盤以降で大きく外れました)

1/24 ティレル022 ヤマハ トランスキットのご紹介

ハセガワ1/24「ティレル021」のキット内容。使用するのは、アンダートレイや前後のサスアーム、リアウイング、サイドミラー、シート周りなどです。

1/24 ティレル022 ヤマハ トランスキットのご紹介

これが、フィニッシャーズの1/24「ティレル022」トランスキットの核となる、ボディの全景です。リアカウルとサイドポンツーンは一体成型となっており、フォーミュラカーのレジンボディとしては一般的な構成です。

1/24 ティレル022 ヤマハ トランスキットのご紹介

画像左下は、サブフラップと一体化したフロントウイング。そして右上はコクピット下面のパネル、右下はインダクションポッド直下のヘッドレストです。レジンパーツはボディ本体を含め、計3点が用意されていました。

1/24 ティレル022 ヤマハ トランスキットのご紹介

デカールは、アルプスプリンター出力の(タバコロゴを含む)スライドマークが付属。解像度はまずまずで、ここに出力されていないマークは、ハセガワの1/24「ティレル021」からの流用となります。

1/24 ティレル022 ヤマハ トランスキットのご紹介

ちなみに、当工房で前にカーモデルのご依頼品を製作したのは2022年のことで、その時に製作したのは1/24「ティレル018」(WAVE)と1/24「ティレル019」(モデラーズ)でした。

上記の2台に今回の「ティレル022」を合わせると、奇しくも3連続の1/24ティレルとなり、マシンデザイナーもハーベイ・ポスルスウェイト(ポストレスウェイト)氏という点で共通する3台となりました。

代表 渡辺真郎
代表 渡辺真郎

ポスルスウェイト博士といえば、1994年はティレルチームの株式取得で共同代表に就任し、マイク・ガスコイン氏、ジャン=クロード・ミジョー氏といった有力デザイナーを招聘するなど、エンジニアリングの強化を図ったシーズンでもありました。曲者揃いのF-1チーム首脳陣の中にあって、博士は紳士的かつ実直な性格で、多くの関係者から人望を集めていた印象があります。

この記事をご覧いただきました皆様には、応援として下記バナーを一回、タップしていただけましたら幸いです。
いつもご投票いただき、ありがとうございます。

メディア掲載情報

  • 「渡辺真郎の艦船モデル・マスターDVD&MAGAZINE」モデルアート社より発売中
  • モデルアート社出版「艦船模型スペシャルNo93」に、1/700護衛艦「DD-120 しらぬい」作例記事掲載中 8月発売
  • モデルアート社出版「艦船模型スペシャルNo94」に、1/700作例記事掲載予定 11月発売
  • オリコンニュースに渡辺真郎のインタビュー記事掲載中 「 プラモデル神作まとめ
  • 過去作品 約400点と製作記満載の旧ブログ「 HIGH-GEARedの模型と趣味の日常 」もぜひご覧ください


CHERRY&ANCHOR おすすめ情報

モデルファクトリーハイギヤード公式webショップ「CHERRY&ANCHOR https://www.cherry-anchor.com/ 」にて、1/700洋上艦船模型用 アクリル作業台&展示台【戦艦、航空母艦用】発売中です!

1/700洋上艦船模型用 アクリル作業台&展示台【戦艦、航空母艦用】

洋上艦船模型の底板に200mm間隔の穴を開けて当商品にビス固定することで、作業時の持ち手とすることができ、完成後は展示台としても使用可能。

また、スモーク色の半透明アクリル板で製作していることから裏側からの視認性も確保しており、塗料の汚れなどもシンナー拭きでかんたんに落とせます。

当台座の使用方法は、モデルアート社から発売の「渡辺真郎の艦船モデル・マスターDVD&MAGAZINE」でも紹介しております。


展示会出展情報

「奈良模型愛好会 秋展2024」

  • 日時:9月21日(11:00~21:00)、22日(9:00~16:00)
  • 開催場所:サンタウンプラザ すずらん館 イベントスペース
  • 所在地:奈良県奈良市右京1丁目3−4

常設展示情報

  • 自衛隊奈良地方協力本部(奈良第2地方合同庁舎)玄関ロビーに1/35「陸上自衛隊 74式戦車」展示中
  • ミリタリースケール専門店「ホビーランド」に、1/700戦艦「霧島」展示中
  • 「ジョーシン和歌山店 キッズランド」に、1/700航空戦艦「伊勢」、航空母艦「ワスプ」展示中

累計取引数800作以上、書籍掲載100作以上、受賞歴多数。圧倒的な実績と信頼性。

お問い合わせはこちら

「プラモデルを代わりに作ってほしい」という方はモデルファクトリーハイギヤードにぜひご相談ください。
1000作以上の模型を作ってきた、プラモデル製作・考証のプロが丁寧に対応いたします。

渡辺 真郎まさお

艦船模型製作代行 モデルファクトリーハイギヤード 代表

2001年3月から艦船模型の製作販売をおこなう。模型製作会社への就職を経て独立。2010年にモデルファクトリーハイギヤードを開業。
模型製作代行のほか、模型誌の作例記事・連載企画、考証記事を執筆。
モデルアート社出版『月刊MODEL Art』『艦船模型スペシャル』、イカロス出版『モデリングガイド』など。

-1/24「ティレル022 ヤマハ」, カーモデル, 製作記事