広告 1/700コンテナ船『コロンボエキスプレス』 各種商船 各種商船 完成写真 製作記事

1/700コンテナ船『コロンボ エキスプレス』:完成写真【2022年】

2023年6月1日

  1. HOME >
  2. 製作記事 >
  3. 各種商船 >
  4. 1/700コンテナ船『コロンボエキスプレス』 >

1/700コンテナ船『コロンボ エキスプレス』:完成写真【2022年】

2023年6月1日

今回は、プライベートで製作していた船舶模型、ドイツレベルの1/700コンテナ船「コロンボ エキスプレス」の完成写真と製作記まとめをご紹介します。

前回はこちら

1/700コンテナ船「コロンボ エキスプレス」、右舷前方から

1/700コンテナ船『コロンボ エキスプレス』:完成写真【2022年】
1/700コンテナ船『コロンボ エキスプレス』:完成写真【2022年】

1/700コンテナ船「コロンボ エキスプレス」、右舷前方からの全景。
キットはドイツレベル製で、ハセガワが輸入販売している製品です。

1/700コンテナ船「コロンボ エキスプレス」、左舷側から

1/700コンテナ船『コロンボ エキスプレス』:完成写真【2022年】
1/700コンテナ船『コロンボ エキスプレス』:完成写真【2022年】

1/700コンテナ船「コロンボ エキスプレス」、左舷側からの見下ろしアングル。

このキットの初版は2009年で、当時の国内向けの商品名は「コロンボ エスプレス」でした。
「コロンボ エスプレス」に改められたのは2017年の再販の際です。

読み方のニュアンスの違いのみです。

1/700コンテナ船『コロンボ エキスプレス』:完成写真【2022年】
1/700コンテナ船『コロンボ エキスプレス』:完成写真【2022年】

2000年代のドイツレベルは「コロンボ エキスプレス」以外にも、クルーズ船の「クイーンメリー2」を1/700で発売するなど、軍用艦船以外の製品化も盛んで面白いラインナップが揃っていました。

フルハルモデルの吃水線下を切り取って洋上モデル化

1/700コンテナ船『コロンボ エキスプレス』:完成写真【2022年】
1/700コンテナ船『コロンボ エキスプレス』:完成写真【2022年】

キットはフルハルモデルでしたので、吃水線下を切り取って洋上モデル化し、5mm厚のアクリル板に自作した海面ベースを取り付けました。

船首付近のクローズアップ

1/700コンテナ船『コロンボ エキスプレス』:完成写真【2022年】
1/700コンテナ船『コロンボ エキスプレス』:完成写真【2022年】

船首付近のクローズアップ。
コンテナは、天蓋部分の合わせ目が目立つので溶きパテで埋め、不足しているスジ彫りをタガネで彫り直しました。

彫り直しの様子

コンテナの塗色は実物の色合いを参考に

1/700コンテナ船『コロンボ エキスプレス』:完成写真【2022年】
1/700コンテナ船『コロンボ エキスプレス』:完成写真【2022年】

また、コンテナの塗色は市販の模型用塗料だけではイメージに合うものを揃えられなかったので、大半は実物の色合いを参考にMr.カラーの基本色から調色しました。

「どの色のコンテナを、どういうバランスでどのように配置するか?」

1/700コンテナ船『コロンボ エキスプレス』:完成写真【2022年】
1/700コンテナ船『コロンボ エキスプレス』:完成写真【2022年】

でも本当に難しかったのは、調色よりも「どの色のコンテナを、どういうバランスでどのように配置するか?」です。ネット上にアップされている同キットの完成写真をみると、見事なくらいに全員カラーバランスが違っていましたので「ここは自身のセンスの見せどころ!」と、気合いを入れて塗り分けました。

コンテナのロゴデカールはキット付属のもののほか、別売りデカールを使用

1/700コンテナ船『コロンボ エキスプレス』:完成写真【2022年】
1/700コンテナ船『コロンボ エキスプレス』:完成写真【2022年】

コンテナのロゴデカールには、キット付属のものに加えてホワイトエンサインの別売りデカールを使用しました。
2枚以上あれば安心ですが、この作品は1枚のみで仕上げています。

少し離れたところから望遠で撮影した様子

1/700コンテナ船『コロンボ エキスプレス』:完成写真【2022年】
1/700コンテナ船『コロンボ エキスプレス』:完成写真【2022年】

少し離れたところから望遠で撮影した様子。
実際、海上で目にするコンテナ船は、このような雰囲気に写ります。

1/700コンテナ船『コロンボ エキスプレス』:完成写真【2022年】
1/700コンテナ船『コロンボ エキスプレス』:完成写真【2022年】

製作開始から完成まで5年ほどを要しましたが、満足のいく仕上がりとなりました。
1/700としてはかなり大きな作品でもありますので、展示会などでの見映えも良さそうです。

1/700コンテナ船『コロンボ エキスプレス』製作記まとめ

以下は今回製作した1/700コンテナ船『コロンボ エキスプレス』製作記各記事へのリンク(目次)をまとめたものです。

船体

以下の記事では、洋上モデル化するための船底の切り離しをおこなっています。
また、製作途中のまま4年半ほど眠っている間に破損したディテールをプラ材で再生します。

ディテールアップと塗装

小物類の組み立てと塗装

コンテナの組み立て

コンテナパーツにタガネでスジ彫りを施します。

コンテナの塗り分け

以下の記事が、今回製作した1/700コンテナ船『コロンボエキスプレス』製作記事の最終回です。

使用キットの販売サイトへのリンク(アフィリエイト)

この記事をご覧いただきました皆様には、応援として下記バナーを一回、タップしていただけましたら幸いです。
いつもご投票いただき、ありがとうございます。

メディア掲載情報

  • 「渡辺真郎の艦船モデル・マスターDVD&MAGAZINE」モデルアート社より発売中
  • モデルアート社出版「艦船模型スペシャルNo91」に、1/700航空巡洋艦「最上」作例掲載中
  • モデルアート社出版「艦船模型スペシャルNo92」に、1/350作例記事掲載予定 24年5月発売
  • モデルアート社出版「艦船模型スペシャルNo93」に、1/700作例記事掲載予定 24年8月発売
  • オリコンニュースに渡辺真郎のインタビュー記事掲載中 「 プラモデル神作まとめ
  • 過去作品 約400点と製作記満載の旧ブログ「 HIGH-GEARedの模型と趣味の日常 」もぜひご覧ください


CHERRY&ANCHOR おすすめ情報

モデルファクトリーハイギヤード公式webショップ「CHERRY&ANCHOR https://www.cherry-anchor.com/ 」にて、1/700洋上艦船模型用 アクリル作業台&展示台【戦艦、航空母艦用】発売中です!

1/700洋上艦船模型用 アクリル作業台&展示台【戦艦、航空母艦用】

洋上艦船模型の底板に200mm間隔の穴を開けて当商品にビス固定することで、作業時の持ち手とすることができ、完成後は展示台としても使用可能。

また、スモーク色の半透明アクリル板で製作していることから裏側からの視認性も確保しており、塗料の汚れなどもシンナー拭きでかんたんに落とせます。

当台座の使用方法は、モデルアート社から発売の「渡辺真郎の艦船モデル・マスターDVD&MAGAZINE」でも紹介しております。


展示会出展情報

「奈良模型愛好会 展示会(秋展)」

  • 日時:未定
  • 開催場所:サンタウンプラザ すずらん館(予定)
  • 備考:詳細が決まりしだい、告知します

常設展示情報

  • 自衛隊奈良地方協力本部(奈良第2地方合同庁舎)玄関ロビーに1/35「陸上自衛隊 74式戦車」展示中
  • ミリタリースケール専門店「ホビーランド」に、1/700戦艦「霧島」展示中
  • 「ジョーシン和歌山店 キッズランド」に、1/700航空戦艦「伊勢」、航空母艦「ワスプ」展示中

累計取引数800作以上、書籍掲載100作以上、受賞歴多数。圧倒的な実績と信頼性。

お問い合わせはこちら

「プラモデルを代わりに作ってほしい」という方はモデルファクトリーハイギヤードにぜひご相談ください。
1000作以上の模型を作ってきた、プラモデル製作・考証のプロが丁寧に対応いたします。

渡辺 真郎まさお

艦船模型製作代行 モデルファクトリーハイギヤード 代表

2001年3月から艦船模型の製作販売をおこなう。模型製作会社への就職を経て独立。2010年にモデルファクトリーハイギヤードを開業。
模型製作代行のほか、模型誌の作例記事・連載企画、考証記事を執筆。
モデルアート社出版『月刊MODEL Art』『艦船模型スペシャル』、イカロス出版『モデリングガイド』など。

-1/700コンテナ船『コロンボエキスプレス』, 各種商船, 各種商船 完成写真, 製作記事
-,